【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は17日の会合で、歴史的な高インフレが明らかに低下しなければ、一層積極的な利上げに踏み切る可能性を明らかにした。また、「物価制御が圧倒的に必要だ」と訴えた。  FRBは4日の金融政策会合で、22年ぶりに通常の倍となる0.5%の利上げに踏み切った。パウエル氏は会合後の記者会見で6月と7月にも、それぞれ0.5%の利上げを検討する方針を示した。  パウエル氏は「インフレが明白かつ確実に低下する必要があり、それまで利上げを続ける」と表明。インフレが減速しなければ「より積極的に(利上げへ)動くことを検討しなければならない」と明言した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 一層積極的な利上げも=インフレ「明白な低下」必要―米FRB議長