Piezo Sonicは、大学時代からの研究と恩師の信念を受け継ぎ、難攻不落とされる回転型超音波モータの開発と社会実装を推進しています。

超音波モータで実現する次世代のアクチュエーター

回転型超音波モータの発明者である指田年生氏のもとで開発に没頭した多田興平氏は、その技術を継承するため2017年12月にPiezo Sonicを起業しました。AIが進化し判断の自動化が進む現代において、ピエゾソニックモータは、高トルク、高精度の位置決め性能、無通電保持性能、非磁性といった強みを活かし、AIの頭脳を現実世界で物理的に実行する「身体」として活用されています。

自律移動ロボットMighty-D4の開発と展開

Piezo Sonicが開発した自律移動ロボット「Mighty-D4」は、人手不足や業務効率化が求められる物流、建設、インフラ点検、警備などの現場で導入が進んでいます。月面探査ロボットの機構を応用した特許取得のフレームにより、段差や屋外路面を難なく走破し、AIの判断を確実な作業へとつなげます。また、空撮テクノロジー企業へのモータ提供を通じて、高度1kmからの撮影でもずれを0.017mmに抑えるなど、高精度な位置決め性能を実証しています。

大田区における支援と今後の展望

テクノFRONT森ヶ崎に入居後、大田区産業振興協会の支援を通じて「大田区ビジネスプランコンテスト」や「大田区中小企業 新製品・新技術コンクール」での受賞を重ね、知名度とネットワークを拡大しました。特に「大田区戦略的クラスター産業形成パイロット事業」への採択はMighty-D4の開発に大きく寄与しています。2025年11月には「第37回大田区中小企業 新製品・新技術コンクール」で「奨励賞」を受賞するなど、高い評価を得ています。多田氏は、大田区は製造企業のデータベースが充実しており、ものづくり企業が協業先を探す環境として非常に有望であると述べています。

まとめ

Piezo Sonicは、恩師から受け継いだ超音波モータ技術を軸に、ロボットや空撮機器など多分野で革新的なソリューションを提供し続けています。大田区の充実した支援体制を活かし、フィジカルAI社会の基盤を支える技術開発を推進しています。

関連リンク

https://www.piezo-sonic.com/

https://www.ilsc.metro.tokyo.lg.jp/unv/index.html

情報提供元: ぷれにゅー_かわいい
記事名:「 Piezo Sonicが挑む超音波モータ開発と自律移動ロボットの未来 」