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空気の乾燥が気になる冬、長引く咳に悩まされている人も多いはず。薬を飲んでも一向に改善しないという人もいるでしょう。じつは、長引く咳の原因がカビまみれの加湿器にあるかもしれません。じつは加湿器の内部は湿度が非常に高い状態。カビや細菌の温床となって長引く咳を引き起こすのです。
乾燥を防ぐために使っていた加湿器が、長引く咳の原因になるとはどういうことでしょう? 加湿器の水は取り替えないと、水の中にカビが生えてしまいます。すると、繁殖したカビが加湿器から空中にバラまかれてしまうのです。
このバラまかれたカビを吸引してしまって、肺にアレルギー性の炎症が発生。これが長引く咳の原因となっている場合があるのです。
じつは、加湿器の内部の湿度は非常に高い状態。カビや細菌の温床となる可能性があります。その繁殖したカビや細菌が気づかないうちに部屋中に拡散。空気と一緒に吸い込んだ結果、過敏性肺炎となるのです。専門医のあいだでは、とくに加湿器肺と呼ばれています。加湿器による過敏性肺炎という意味です。
過敏性肺炎は、カビによるアレルギー性疾患の一種。発熱や悪寒、咳や痰などを引き起こします。そして、最悪の場合には呼吸困難になって、命を落とす可能性もあるのです。
長引く咳の原因となるカビまみれの加湿器を未然に防ぐ方法は、水を毎日取り替えること。水は継ぎ足さないで、毎日取り替えます。これに加えて、必ず水道水を使うようにしなければなりません。
よかれと思ってミネラルウォータを使う人もいますが、それは間違い。加湿器にペットボトルの天然水を使うと、レジオネラ菌を生み出してしまいます。塩素を含んだ水道水を使って毎日取り替えるのが鉄則です。
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