ラベルには、可愛い2匹の猫の写真と「"Ise Kadoya – Gin” &“Culmination – ABBY” are our “Brewery cats”」の記載があります。左がGin(ぎん)君、右がABBY(アビィ)ちゃんで、猫好きオーナーの愛猫がラベルになっています。
「ニューイングランドIPA」って?
伊勢角屋麦酒の商品説明ページでは、「ニューイングランドIPA」について、以下のように説明しています。
“アメリカ西海岸風IPAや英国系IPAとは全く異なる「New England IPA」は、まだ日本ではあまり醸造されていない新しいビアスタイルです。白濁した外観と、トロピカルジュースのようにフルーティーでジューシーな香りと風味、苦みを抑えた柔らかな飲み心地が特徴です。その特徴でもあるフルーティーでジューシーな香り立ちにするために、今までとは考え方も全く異なる違ったタイミングでホップを投入しています。また通常の使用量からは考えられないくらい贅沢にホップを使用していますが、定番のペールエールくらいのほどよい苦みに感じられるように工夫を凝らしています。” (商品説明ページより引用:https://www.biyagura.jp/ec/products/217)
日本では2017年頃から醸造されはじめ、ビアバーなどで見かけることが多くなってきた注目のビアスタイルです。また、「ニューイングランドIPA」以外にも名称が様々あり、「バーモントIPA」、「ノースイーストIPA」、「イーストコーストIPA」、「ヘイジーIPA」などと呼ばれることもあります。
贅沢に使用されたホップを味わう
グラスに注ぐと、すぐにフレッシュな青々しいホップの香りが広がってきます。グラスの向こうが見えないくらいの濁りがあるオレンジ色で、白い泡がよく立ちます。
グラスに鼻を近付けると、フレッシュなホップの香りと柑橘系の甘い香りがします。なめらかな口当たり、炭酸がとても細かく柔らかい刺激で、トロっとしつつも、スッとした喉ごしです。一口飲んだ後、思わずため息をついてしまいました。
甘み控えめのトロピカルジュースの様な味わいを感じた後、ほどよい苦みが舌に残ります。アルコール度数8%ということですが、豊かな香りと味わいが全体の風味を和らげるためか、ハイアルコールという感じがしません。時間が経つとともに、トロピカルフルーツ、ぼんたん、グレープフルーツのように味わいの変化が感じられます。
日本のクラフトビール審査会「JAPAN BREWERS CUP 2018(審査日2018/1/25)」の「IPA部門」で3位を受賞し、ブルワー(ビール醸造家)からの評価も高い『ねこにひき』。発売されるとすぐ完売するほどの人気があります。見かけたら、迷わず連れて帰ることをおすすめします!
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情報提供元: ビール女子