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ビールの「味わい」や「香り」の決め手の一つである「ホップ」。
日本でも栽培されていることをご存知ですか?現在、北海道から宮崎まで28か所でホップ生産者の登録があり(※2019年8月現在)、各地でホップ収穫体験が開催されています。
日本でホップは栽培されているものの、栽培量が少ないため、なかなか日本産ホップで造ったビールを味わうことができません。そんな貴重な日本産ホップの魅力を知ることができるイベント『フレッシュホップフェスト2019』が開催されることが決定しました!
2019年9月1日(日)から11月30日(土)までの約3ヶ月に渡って全国で開催され、今年収穫したばかりの日本産ホップで造ったクラフトビールの“香り”を楽しむことができます。今年は過去最多の81ブルワリーが参加。また、全国1,500以上(予定)の飲食店にてフレッシュホップで造ったクラフトビールを楽しむことができます。 しかし、全国ホップ連合会によると、日本産ホップの生産量は減少傾向であり、農家の高齢化と担い手不足が進行。このままでは日本産ホップがなくなってしまう恐れもあるとのこと。 そこで、ビールを飲む人やビールを造る人に、もっと日本産ホップのことを知ってもらおうと、2015年に始まったのが「フレッシュホップフェスト」です。初年度は12ブルワリーでスタートし、今年は81ブルワリーと増え、日本産フレッシュホップを使ったいろいろな味わいのビールが醸造されることになりました。 「遠野醸造」は全国最大級のホップ産地である岩手県遠野市にあります。最大級の産地である遠野ですら、ホップ農家がどんどん減っていました。しかし、4年位前から県外から新規就農者がやってきて、その流れが止まりました。さらに、今年から大規模農場が始まり、岩手県のホップ生産がまた上昇しつつある状況です。 そのような状況の中、2018年5月に新しいホップの魅力を伝えるために「遠野醸造」が開設されました。その他にも、遠野市民が「遠野でできているホップはこんな味だ」と知って、自慢できる、プライドが持てる、実感できる場所として、観光客がホップの産地でビールを楽しむ場所として、最後にビールを通じて、いろいろな方が交流できる場所として、という想いが込められています。 ブルワーの太田さん「遠野醸造では瓶詰めを行っていません。ぜひ遠野に飲みに来てください!」と話すのはブルワーの太田さん。遠野産のフレッシュホップ「センテニアル」を一部使用した『フレッシュホップIPA』は、2019年8月24日、25日に開催された遠野ホップ収穫祭で提供され完売したとのこと。これから次のフレッシュホップビールを仕込むとのことで、「カスケード」「センテニアル」を使ったペールエールや「IBUKI」を使ったESBを考えているそうです。 「ろまんちっく村の地ビール」は、栃木県宇都宮市の農林業振興を目的とし、東京ドーム10個分46ヘクタールの敷地の中で1996年に開業しました。宇都宮産麦芽100%の飲みなれた味の『麦太郎』『麦次郎』や、宇都宮餃子会と共同開発した餃子に良く合うビール『餃子浪漫』が代表銘柄です。 ホップは2012年から栽培を始め、クラフトビールに親しみを持ってほしいと収穫体験やビール造り体験などを随時開催しています。 2019年8月4日にファンの皆様と収穫したホップを使い、ホップのことが分かりやすいようにスタンダードなスタイルを選び、セゾンビールを仕込んだそうです。お披露目時期はSNS等で発信されますのでお楽しみに! ブルワーの江上さん「東京・狛江産のビール、ホップというのが、徐々に広まっていることが嬉しい。今年もおいしいフレッシュホップビールを造りますので楽しみにしていてください!」と話す江上さん。今回は狛江で栽培した「カスケード」「マグナム」「チヌーク」などを使ったIPAを仕込んだそうです。 ・BEERPUB CENTER POINT(大阪府大阪市) ブルワーの松尾さんがフレッシュホップを使ったビールを造るのは今年で3回目。使用するホップは、ウメキタホッププロジェクトの一環として、大阪・梅田北区で家庭の庭やベランダで育てたものや、日本一の高さ300mを誇る超高層複合ビル「あべのハルカス」のファームで育てたもの。 これから各家庭で育てたホップを持ち寄るため、どれくらいの量が集まるかは未定。そのため、どんなビールを造るかはこれから検討するそうです。フレッシュホップのビールは、2019年10月18日(金)~20日(日)開催の「フレッシュホップフェスト2019 in 大阪梅田」でお披露目する予定とのこと。詳細は9月中旬に発表されるのでお楽しみに! ・常陸野ネストビール(茨城県那珂市) ・Spring Valley Brewery(東京都) 今年収穫したばかりの日本産フレッシュホップで造ったクラフトビールの“香り”を楽しむイベント「フレッシュホップフェスト2019」。ブルワリーによって仕込む時期や使用するフレッシュホップの種類は異なります。ビールの情報や提供時期については各ブルワリーにご確認ください。 全国で81ものブルワリーが造るビールは、どのような味わいや香りとなるのでしょうか。そして、期間中にどれくらい飲めるのでしょうか。今からワクワクします。あなたのお近くのブルワリーでも日本産フレッシュホップでビールを造っているかも。貴重な日本産フレッシュホップを楽しむことができる機会をお見逃しなく!フレッシュホップフェストとは
フレッシュホップとは、「その年に収穫された、乾燥させていないホップ」のこと。ホップは収穫したそばから劣化が始まるため、通常、乾燥処理が施されます。収穫したばかりのフレッシュなホップは旬の時期にしかない「みずみずしいフレッシュな香り」が特長。収穫したフレッシュな状態のホップでビールを造ることは、日本産ならではの楽しみ方と言えます。参加ブルワリー
[北海道] 大雪地ビール、乙部追分ブリューイング
[青森県] OIRASE Brewery
[岩手県] 遠野麦酒ZUMONA、いわて蔵ビール、遠野醸造
[秋田県] 秋田あくらビール、田沢湖ビール
[山形県] 米沢ジャックスブルワリー
[宮城県] やくらいビール
[福島県] みちのく福島路ビール
[栃木県] 那須高原ビール、ろまんちっく村の地ビール、NikkoBrewing
[茨城県] 常陸野ネストビール
[埼玉県] COEDO BREWERY、SHIKI BEER、秩父麦酒醸造所、星野製作所(麦)
[千葉県] ロコビア、YYG Factory
[東京都] SVB 東京、石川酒造株式会社、Y.Y.G. Brewery &Beer Kitchen、ティー・ワイ・ハーバーブルワリー、NAMACHAん Brewing、十条すいけんブルワリー、さかづきBrewing、riot beer、イサナブルーイング、後藤醸造、和泉ブルワリー、アンドビール、籠屋ブルワリー、TOKYO ALEWORKS、ブリューインバー銀座醸造所、Fat Barley Brewing
[神奈川県] SVB 横浜、南横浜ビール研究所、湘南ビール、横浜ベイブルーイング、鎌倉ビール、横浜ビール、TKBrewing、Roto Brewery
[静岡県] Octagon Brewing、Baird Brewing、FUJIYAMA HUNTER’S BEER、AOI BREWING、Repubrew、WEST COAST BREWING、沼津クラフト
[新潟県] 妙高高原ビール
[山梨県] うちゅうブルーイング、Far Yeast Brewing
[長野県] OH!LA!HO BEER、ヤッホーブルーイング、PECCARY BEER、MATSUMOTO BREWERY、BACCAブルーイング
[京都府] SVB 京都、キンシ正宗 京都町家麦酒醸造所
[大阪府] ブリューパブセンターポイント、道頓堀麦酒、CRAFT BEER BASE Brewing Lab
[和歌山県] WAKAYAMA BREWERY、NOMCRAFT BREWING
[兵庫県] KONISHIビール、六甲ビール醸造所、IN THA DOOR BREWING
[岡山県] 吉備土手下麦酒醸造所
[鳥取県] 大山Gビール
[島根県] 松江ビアへるん
[山口県] やまぐち鳴滝高原ブルワリー
[香川県] ミロクビール、小豆島まめまめびーる
[愛媛県] 道後ビール
[福岡県] ブルーマスター
[宮崎県] 宮崎ひでじビール
[鹿児島県] 種子島 からはなブルワリー参加ブルワリーを一部ご紹介!
・遠野醸造(岩手県遠野市)
・ろまんちっく村の地ビール(栃木県宇都宮市)
・籠屋ブルワリー(東京都狛江市)
「籠屋ブルワリー」は、東京都狛江市にある酒販店「籠屋 秋元酒店」に併設して、2017年に醸造を開始したマイクロブルワリーです。和食に合わせる日本のビールというコンセプトで、日本の伝統的な味と技術を生かしたビールを醸造しています。 また、地元の農家さんと契約してホップを栽培しています。先日、ホップ収穫イベントを実施し、収穫したホップを使ってビールを仕込み、10月開催のお祭り「多摩川リバーサイドフェスティバル TAMARIBA(タマリバ)2019」で提供する予定とのこと。
「BEERPUB CENTER POINT(ブリューパブ センターポイント)」は、大阪市北区にある小規模醸造所&テキサスバーベキューレストランです。1号店である「テタールヴァレ」は大阪城に近い谷町にあります。タップマルシェでもフレッシュホップが楽しめる!
フクロウのマークでおなじみの「常陸野ネストビール」は、茨城県那珂市を拠点とした日本酒の蔵元、木内酒造合資会社が製造・販売するクラフトビールです。 『常陸野ネスト Hop Fest 2019』が、2019年10月15日(火)よりタップマルシェで数量限定販売されます。
Spring Valley Brewery(以下、SVB)から『SPRING VALLEY BREWERY Hop Fest』が、2019年10月3日(木)よりSVB各店舗(SVB東京・横浜・京都、BEER TO GO by SPRING VALLEY BREWERY(以下、BTG))、キリン オンラインショップDRINXで数量限定販売されます。また、2019年10月15日(火)よりタップマルシェでも販売されますフレッシュホップビールを一度に楽しめるイベントも!
BTGにて、「フレッシュホップフェスト2019」に参加するブルワリーのビールを一度に楽しめるイベント『GINZA de FRESH HOP FEST 2019』が開催されることが決定!今年は全国30ブルワリー以上のビールが楽しめます。イベント詳細は後日発表されます。
GINZA de FRESH HOP FEST 2019
〇開催日:2019年10月12日(土)、13日(日)
〇場所:“BEER TO GO” by SPRING VALLEY BREWERY
東京都中央区銀座5-3-1 Ginza Sony Park B4(地下4階)
フレッシュホップフェスト2019
〇開催期間:2019年9月1日(日)~11月30日(土)
〇参加飲食店:全国1,500店以上の飲食店が参加予定
〇公式HP:https://freshhop.jp/
〇参加ブルワリー
北海道:大雪地ビール、乙部追分ブリューイング
青森県:OIRASE Brewery
岩手県:遠野麦酒ZUMONA、いわて蔵ビール、遠野醸造
秋田県:秋田あくらビール、田沢湖ビール
山形県:米沢ジャックスブルワリー
宮城県:やくらいビール
福島県:みちのく福島路ビール
栃木県:那須高原ビール、ろまんちっく村の地ビール、NikkoBrewing
茨城県:常陸野ネストビール
埼玉県:COEDO BREWERY、SHIKI BEER、秩父麦酒醸造所、星野製作所(麦)
千葉県:ロコビア、YYG Factory
東京都:SVB 東京、石川酒造株式会社、Y.Y.G. Brewery &Beer Kitchen、ティー・ワイ・ハーバーブルワリー、NAMACHAん Brewing、十条すいけんブルワリー、さかづきBrewing、riot beer、イサナブルーイング、後藤醸造、和泉ブルワリー、アンドビール、籠屋ブルワリー、TOKYO ALEWORKS、ブリューインバー銀座醸造所、Fat Barley Brewing
神奈川県:SVB 横浜、南横浜ビール研究所、湘南ビール、横浜ベイブルーイング、鎌倉ビール、横浜ビール、TKBrewing、Roto Brewery
静岡県:Octagon Brewing、Baird Brewing、FUJIYAMA HUNTER’S BEER、AOI BREWING、Repubrew、WEST COAST BREWING、沼津クラフト
新潟県:妙高高原ビール
山梨県:うちゅうブルーイング、Far Yeast Brewing
長野県:OH!LA!HO BEER、ヤッホーブルーイング、PECCARY BEER、MATSUMOTO BREWERY、BACCAブルーイング
京都府:SVB 京都、キンシ正宗 京都町家麦酒醸造所
大阪府:ブリューパブセンターポイント、道頓堀麦酒、CRAFT BEER BASE Brewing Lab
和歌山県:WAKAYAMA BREWERY、NOMCRAFT BREWING
兵庫県:KONISHIビール、六甲ビール醸造所、IN THA DOOR BREWING
岡山県:吉備土手下麦酒醸造所
鳥取県:大山Gビール
島根県:松江ビアへるん
山口県:やまぐち鳴滝高原ブルワリー
香川県:ミロクビール、小豆島まめまめびーる
愛媛県:道後ビール
福岡県:ブルーマスター
宮崎県:宮崎ひでじビール
鹿児島県:種子島 からはなブルワリー