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映像を含めてみてみると、この曲には「人生いろいろあって大変だけど、俺たちの音楽はいつでもここにあるぜ!」というメッセージが込められているのではないかと、勝手に解釈をしています。包容力。ものすごい包容力を感じます。
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そんな「Red Hot」を聴きながら飲むとしたら、ライブハウスで必ずといっていいほど置いてある『ハイネケン』。炭酸が強めで喉ごしがよく、しつこくない程度にフルーティーな味わいは、モッシュで汗だくになった後に飲むのにもぴったりです。
あ、MVで細美さんがジュースを一口飲んだ後に中身をビシャアアってぶちまけるシーン。拝むほど好きです。ありがとうございます。「虹」×『瑠璃-Ruri-』
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんと、ストレイテナーのホリエアツシさん、そして細美さんの3人で見た虹がきっかけでできたというのがこの曲。
そもそも、この3人が並んだ時点で尊さが爆発しますよね。三銃士なんですか?
日本語だからということもあると思うんですけど、歌詞の内容がストレートに刺さります。そして、後半の生形さんのギターソロで涙腺が崩壊します。ザ・シンプル。そんな曲です。
「虹」を聴きながら飲みたいのはCOEDOの『瑠璃-Ruri-』。色が透き通っていてとてもきれいなビールです。スッと喉を通る飲み心地が気持ちよく、程よいキレがあります。雨上がりの空に虹がかかったときのような、清々しい味わいです。
ちなみに、歌詞では虹を“見落として”いるんですよね。ようやく空を見上げたときには既に星が出ていた、という内容。
同世代の音楽仲間と出会い、切磋琢磨していくなかでいろいろなものが見えてきたのかな、という妄想が膨らみますね。
大変ですからね、音楽を続けていくのってね。「帰ってきてくれてありがとうエルレ」としか言いようがないですね。「Perfect Days」×『バス ペールエール』
なんとなくアメリカのロックバンド、Weezerっぽい曲ですね! This is 最高です。何が最高って、カラッと乾いたギターのアルペジオが最高ですね。キャッチーなミドルテンポですんなり入ってくる曲です。
サビはもちろん、Cメロのコーラスワークがすばらしいんですよ。
平凡な日常のなかで、漠然とした不安を感じることってあるじゃないですか。完璧を求めるがゆえに苦しんだり、迷いが生まれたり。
歌詞は、“君”を「完璧な日々なんて求めなくていいんだよ」というメッセージで励ます内容になっています。もう、何なんですか?エモすぎて辛い。
たしかに歌詞は暗いんですけど、本当はやさしい曲なのではないかと解釈しています。
もし「Perfect Days」を聴きながら飲むとしたら、『バス ペールエール』がおすすめ。イギリスを代表するペールエールで、芳醇な香りが特徴的です。
苦みの中にあるほのかな甘みを感じながら、細美さんのやさしい歌声を聴いてください。あなたの中にあるモヤモヤが晴れていくことでしょう。「Lonesome」×『よなよなエール』
タイトルが「Lonesome」って!暗いよ!!しかしこれこそがエルレの神髄なのではないかと、ヨシダは思います。基本的に暗いんですよ、エルレって。
「この世界は僕にとって寂しすぎる」と切ない声で歌う細美さんが好きすぎてしんどいです。またCメロ部分をヘッドホンで聴くと、コーラスががっつり左右に分かれるんですよ。耳元で細美さんが歌ってる!ウワアアア!という気分になります。あとラストサビ前の鬼気迫る歌声も相当しんどい。爆音でどうぞ。
ただ、メロディーやギターの音色はとってもやさしいんです。エルレの楽曲の中でも1、2を争うやさしさ。静かな夜にこの曲を聴きながら『よなよなエール』を飲んでしんみりしてみませんか。ほどよい苦みと柑橘系の香りの余韻に浸りましょう。
僕は“狂っている”、彼女は“穢れのない人”。こう表現したうえで、緩急があって情緒不安定な曲展開。そして、やさしいギターの音色。これぞエルレの黄金比。結婚してください。「月」×『BLUEMOON』
ライブの定番曲ですね。イントロでは大合唱が起き、盛り上がる曲。ヨシダが過去に観たなかでは、途中でお客さんを座らせてからのジャンプ!という流れがありました。細美さんはカリスマなのですか。そうです、カリスマです。
よく聴いてみるとイントロが始まる数秒前とアウトロの直後に、踏切や雑踏の音が入ってるんですよ。これはエルレにしては珍しい試み。
歌詞の内容からは、夢を追いかけて上京してきた若者のようなイメージがわきます。
この曲には『BLUEMOON』がよく合います。オレンジの香りの中にピリッと効いたスパイスを感じることができ、やさしい苦みもある。炭酸も弱く、繊細な味わいのビールです。
夢に向かって一生懸命頑張ってるし、毎日がそこそこ順調。だけど月が出ている夜は、センチメンタルにもなってしまうよね。時には“君”のことを思い出してしまったりして。そんな歌詞の解釈をしています。エモの極みですね。「No.13」×『ホップヴァインIPA』
底抜けに明るいイントロが印象的ですが、こちらも歌詞が少し暗めです。「晴れの9月9日、航海に出てしまった“貴方”を13番地(=No.13)で待ってる」という曲。
私はですね、エルレが活動休止してからというもの、この曲を自分におきかえて聴いていました。無駄かもしれないけど、待ち続けるよ、エルレを!!という具合です。はあああ泣けるんですけど。
この曲に合わせるとしたら、スクーナーエグザクトの『ホップヴァインIPA』なんていかがでしょうか。強烈なホップの香りと、ハッとするような苦み。バランスが良く飲みやすいのが特長です。夏の匂いが残る初秋に飲みたいビールですね。
ちなみに、スクーナーエグザクトの「スクーナー」は、日本語で「帆船」の意味だとか。ハハッ。この曲にぴったりすぎですね。
かなり昔の話になりますが、9月9日になると晴れた空の写真を撮ってmixiにアップするという習慣がありました。それだけファンにとっても大切な曲、だと個人的には思っています。
何はともあれ、今年は最高の気分で9月9日を迎えられそうです!!!生きててよかった!!!「Make A Wish」×『BRUTAL IPA』
ライブのラストに演奏されることが多い曲です。それはもう、モッシュピットがもみくちゃになります。どのくらい凄いかというと、1秒間の間に3人はダイバーが転がってきます。私はこの曲で顔に大きなアザを作り、翌日そのまま登校したことがあります。(もちろん先生からお呼び出しを受けました)
そんなライブの盛り上がりを思い出しながら飲みたいのは、ROGUEの『BRUTAL IPA』。ガツンとくる苦みやホップの香りが印象的なビールです。ライブ翌日の筋肉痛のごとく、スパイシーな余韻が続きます。
ライブは激しいですが、珍しくストレートな愛情表現をしている歌詞だと思います。
願い事(=wish)は全て、自分ではなく誰かの幸せを願ったものなんですね。そして、自分が幸せにしてあげるよ、とは言っていない。
誰とどこに居てもいいから、君は幸せになってね。そんな内容。これが細美さんの歌詞なんです。切ない。尊さの権化ですか?エルレ、愛してる。
エルレのライブに通いつめていた当時、私は高校生でした。当たり前ですがお酒は飲めなかったので、大人になった今はビールを飲みながらエルレを聴くという幸せな体験ができています!最高!
明るくキャッチーに見せかけて、とっても繊細な曲が多いのがELLEGARDENというバンドです。どの曲にも、合うビールが必ず見つかるはず。
1人でしんみり飲むもよし、ライブハウスで大騒ぎしながら飲むのも最高。自分なりの楽しみかたを、ぜひ見つけてみてくださいね。