【写真】映画「男ともだち」初日舞台あいさつに登壇した、左から三島有紀子監督、井上祐貴、松岡茉優、中島歩(撮影・村上幸将)

中島歩(38)が6日、東京・新宿ピカデリーで行われた、松岡茉優(31)の主演映画「男ともだち」(三島有紀子監督)初日舞台あいさつの冒頭で「浮気相手の中島です」と言い放った。TBS系7月期ドラマ「Tシャツが乾くまで」で妻を亡くした夫を演じて大ブレークしたが、正反対とも言える役どころを演じたことを、ひと言で言い表して満席の客席を笑わせた。さらに、持ち前の低音ボイスで「平日、金曜日なのに、映画館に来てくださって…」と続けると、笑いはますます広がった。

「男ともだち」は、直木賞作家・千早茜氏の著作初の映画化作品。松岡は、描きたいものを見失った京都在住29歳のイラストレーター神名、そんな神名を出会った頃から深く理解し、7年ぶりに再会する大学時代の先輩ハセオを、成田凌(32)が演じた。神名は同居する恋人がいながら、妻子ある医師と体だけの関係を続けるが、文具メーカーで働く神名の恋人で同居相手の彰人を井上祐貴(30)中島は神名が事務のアルバイトをしていた大学病院の勤務医で、妻子を持ちながら不倫関係を続ける真司を演じた。

中島は、作品について聞かれると「台本を読んだイメージは、松岡さんと成田君の2ショットが、とってもロマンチックで、ドキドキしちゃうのかしら? と思って読んでいたんですけど…。フタを開けたら、辛辣(しんらつ)な感じ」と評した。その上で「神名の持つ、緊張感…偉そうだからかな?」と、松岡に投げかけた。さらに「ロケーションは、、あぁ…きれいじゃない? 鴨川とか、ラーメン屋とか、家で映画、見たりとか、ベランダ出たりとかさ。読んでて、こんなことが起きたら、すてきだなとか思うけど…あまり、いい意味になってない」と続けた。

松岡から「今のところは褒めてもらってない」と突っ込まれると「それくらい、松岡さんが演じた神名が、ドーンと来ている。松岡さんが、ちゃんと表現なさっていた。それに、頑張って寄り添うハセオが生々しく出て、ロマンチックに収まりきらない」と評した。松岡に間近で見つめられると「めっちゃ、見てくるわ」とひるむと「目を見ないと聞き漏らしてしまう。1番、聞きたかったのが、ドーン…」と突っ込まれた。中島は思わず、笑いながら「言葉にならなかったと思いますけどね。感じる、ということが、映画を見る意味。言葉で感想をいただくのも、うれしいんですけど、フィーリングが大事だと思っています」と答えた。

三島有紀子監督(57)から「感じる映画にしようと、クランクインで誓って撮影した。まさに」と言われると、中島は「僕は聞かされていなかったんで…そうなっていると感じたし」と言い、笑みを浮かべた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 中島歩「浮気相手の中島です」ひと言で「T乾」と真逆役表現し、満席の映画館笑わせた 」