杉村太蔵氏(2021年12月撮影)

元衆院議員の杉村太蔵氏(45)が15日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に出演。国民民主党が参院選比例代表として擁立方針を決めながら一転、山尾志桜里氏の公認を見送ったことについて、玉木雄一郎代表の対応に苦言を呈した。

山尾氏は17年に不倫疑惑が報じられ、出馬会見でも疑惑に関する質問が集中。不倫報道の事実関係について質問を受けるも「今、新しく言葉をつむぐことはご容赦をいただきたい」などと真相は語らず、対応に厳しい声が寄せられていた。

杉村氏は「山尾さんはちょっと気の毒だと思います。8年前のことは誰でも知ってたことですから」と山尾氏をおもんぱかった。その上で「選挙ってみんなが『出たい出たい』って言ってると思ったら大間違いで、政党の方が『頼むから出てくれませんか?』とお願いするケースが結構多いわけです」と説明した。

また「今回は玉木さんが山尾さんに『出てほしい』とお願いしたと。山尾さんも相当な覚悟だったと思います」とし、「それで決意固めて『立候補する』って言って。本来だったら玉木代表がなぜ山尾さんが国政に必要なのか、どこの政策能力を買って、当選したら何をしてほしいのかしっかり説明すべきなんですよ」と玉木氏の対応に苦言を呈した。

さらに「玉木さんに伝えたいのは、ふわっとしたネットの世論だけを見ちゃダメですよ!」と強い口調で迫り、「ちゃんと支持してくれている人たちを見て。真正面から説明すれば」と訴えていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 杉村太蔵氏「山尾さん気の毒」玉木雄一郎代表に苦言「ふわっとしたネットの世論だけ見ちゃダメ」