メーガン妃(2019年6月撮影)

英国のヘンリー王子(40)の妻メーガン妃(43)が今週末に出席を予定していたイベントが、米ロサンゼルスで続く政府の移民政策に対する抗議活動を受けて延期されることが発表された。妃は14日にロサンゼルス自然史博物館で行われる予定だったナイト・オブ・ワンダー・ガラに登壇し、スピーチを行うことになっていた。

ロサンゼルスでは6日から移民税関捜査局(ICE)による不法移民の強制捜索に対する抗議活動が活発化しており、10日夜から3夜連続で中心部ダウンタウンの一部区域で夜間外出禁止令が発令されている。同博物館はこの区域には含まれていないものの、同日にワシントンDCでトランプ米大統領の誕生日を祝して軍事パレードが行われることから、緊張が高まる情勢を考慮して延期が決まった。新たな日取りは明らかになっていない。

妃は、女性や恵まれないコミュニティーを支援する活動が評価され、その功績がたたえられることになっていた。博物館の美しい庭園で行われるガラには、地元コミュニティーから多くのゲストが参加し、ディナーも振る舞われる予定だったという。ロサンゼルス生まれのメーガン妃からは、現時点でイベントの延期や抗議活動に関するコメントは出されていない。

この日は英ロンドンで君主の公式誕生日を祝う儀式「トゥルーピング・ザ・カラー」が開催さることになっており、妃は英王室の重要なイベントと同じ日に地元で華々しくスピーチを行うことが注目を集めていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 メーガン妃出席予定の今週末ロスイベント延期 政府の移民政策に対する抗議活動を受け