SKE鎌田菜月、アイドル13年目“ご褒美”初写真集「大人になった今だからこそ」等身大の魅力
SKE48鎌田菜月(28)が、初写真集「やさしい日差し」(KADOKAWA刊)を発売した。
加入13年目にして初のソロ写真集で、ファンにとっても“ご褒美”の1冊。このほどインタビューに応じ、アイドル13年目の今だからこそ撮れる、等身大の魅力たっぷりな写真集をアピールした。【玉利朱音】
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6期生としてグループに加入してから13年目を迎え、現役メンバーでは最年長となる。ファンも待望の初写真集で「『待ってたよ』と言ってもらえたのが何よりうれしかったです。しばらくSKEから離れていた方から『写真集あるならイベント行ってみようかな』とか、そういうお声もいただいて。長く頑張ってきてよかったね、と思ってもらえるかな」と喜びを語った。
初来訪というインドネシア・バリで、昨年11月にロケを行った。現地は雨期だったが、撮影を行った2日間ほどはずっと晴れていたという。澄んだ空と海が美しい夕日カットがお気に入りだといい「ミラクルカットだと思います。元々めちゃめちゃ雨女なのに、すごく晴れて。今度からは晴れ女って名乗ります!」と雨女返上? を宣言した。
ハプニングから思わず生まれたレアカットもある。水泳が得意でプールでも撮影したが、浮輪から水に落ちてしまい「浮輪に乗るのは下手くそだったみたいです(笑い)。顔から落ちちゃってメークもなくなりました」と明かした。
そこで、当初は予定になかった泡風呂での撮影が行われたという。「スケジュールがタイトな中、その後別カットも予定していたので(プールに落ちたのは)やらかしだったんですけど、スタッフさんたちのスペシャルプレーでした。収まりよく収まっちゃいました」と照れ笑いした。
今作では王道アイドルらしさを意識しつつ「大人になった今だからこそ」と、攻めたランジェリーカットなどにも挑戦。「黒の(ランジェリー)カットとか、かなり大人っぽい雰囲気だと思います。ティーンが撮ったら多分背伸びした大人っぽさになるけど、今の自分だったらきっと等身大で撮れているかなと感じるので、そこは強みだと思います」と胸を張った。
家族に写真集発売を伝えたときは「『1人? グループでの(写真集)じゃなくて?』と、信じ切ってない節がありました」とにやり。取材は発売日前だったこともあり「本を直接渡したら信じてくれるかな?(笑い) 楽しみですね」と胸を躍らせた。
写真集を心待ちにしていたファンに向け「応援してくださる方にも、自分にとってもお守りのような写真集になっていると思います。『推してきてよかったな』と、ご褒美のような1冊になればうれしいです!」と呼びかけた。
グループは12年ぶりにチームを再編成し、4月から新体制が発足。鎌田はチームK2で副リーダーを務めている。新チームで公演に臨んでおり「初日を迎えて『このチーム良くなるな』という予感がしています。輪郭が見えてきました」と朗らかな笑みを浮かべた。
グループの転換期に立ち「挑戦したからこそちゃんと正解まで、『やってよかったね』というところまでにしていかないといけないと思います」と決意。自身についても「写真集でエッセーを初めて書かせていただいたので、今後も何か書き物をしたいと思ってます。ファンの方をさらに笑顔にできたらと思います!」と希望をふくらませた。
アイドル13年目の魅力を詰め込んだ写真集。積み重ねたキャリアでグループを支え、さらなる高みへ導く。
◆鎌田菜月(かまた・なつき)1996年(平8)8月29日、愛知県生まれ。愛称「なっきぃ」。12年11月に6期生として加入。18年のシングル「無意識の色」で初選抜入り。特技は水泳、イラスト。趣味は漫画、アニメ、歴史、将棋など。163センチ。血液型O。