NEWS小山慶一郎、アドベンチャーワールドのパンダ返還に「経済面も不安ですよね」
NEWS小山慶一郎(40)が24日、木曜レギュラーを務めるMBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。中国への返還が発表されたジャイアントパンダが及ぼす影響について言及した。
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」はこの日、飼育する雌のジャイアントパンダ「良浜(らうひん=24歳)」「結浜(ゆいひん=8歳)」「彩浜(さいひん=6歳)」「楓浜(ふうひん=4歳)」を、6月末ごろに中国に返還すると発表した。
ジャイアントパンダは基本的に、繁殖研究目的で中国から貸し出される形となっており、国内で生まれたパンダであっても所有権は中国にある。
同園によると、00年生まれで日本で生まれ育った良浜は「高齢期に差しかかっており、安心して暮らすための施設や医療体制が整う中国で、ゆったりとした環境で穏やかに過ごすことが望ましい」の専門家の意見を受け、帰国が決定。良浜の子供の結浜、彩浜、楓浜の帰国については「将来の繁殖を目指しパートナーを探すため」と理由を明かした。国内で飼育されるジャイアントパンダは、東京・上野動物園の2頭のみとなる。
パンダの返還に、番組でも惜しむ声があふれた。
お笑いコンビ、チュートリアル福田充徳は「寂しいですね。関西の人間は、パンダはアドベンチャーワールドですぐに見れるというのがあったので。楽しみにしてる方も多かったと思うんですけど、4頭全部ですか…。ショックですね」
元プロビーチバレー選手でタレントの浅尾美和は「子供に生のパンダを見せたくて」と家族旅行でアドベンチャーワールドを訪れたことを明かし、「アドベンチャーワールドといえばパンダのイメージが強かったので、みんないなくなるのはすごく寂しい」
ジャーナリスト立岩陽一郎氏も「アドベンチャーワールドは行ったら分かるんですけど、放し飼いに近い。上野動物園と対極なわけですよ。すごい良かったと思うので残念」と惜しんだ。
一方、小山は「いなくなっちゃったら、パンダ目当てで行かれてた方がね。経済面も不安ですよね」と、温泉とパンダのイメージが強い現地経済への影響を懸念していた。