鈴木おさむ氏(2024年3月撮影)

元放送作家で実業家の鈴木おさむ氏(52)と社会学者の古市憲寿氏(40)が、23日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1時)に出演。中居正広氏の女性トラブルを発端としたフジテレビの騒動について語った。

2人は、フジテレビから撤退したCMスポンサーが完全には戻っていない現状に言及。その流れで、中居氏の性暴力を認定した第三者委員会の調査報告書の中身について語った。

鈴木氏は、報告書について「あれって本当はフジテレビのうみをだすためのものなんだけど、そうではなかったよね」と指摘。古市氏も「結構、中居さんの部分がクローズアップされてましたけど、あれやっぱり、橋下徹さんも『おかしい』ってフジテレビで言っていて。フジテレビのコンプライアンスとか仕組みを是正するためのものなのに、中居さんに対する事実認定みたいなことが前半だったじゃないですか」と同調した。

鈴木氏は「そこがちょっとびっくりしたところがあって、どっちかというとフジテレビの、後半に書かれていたことをメインに持ってくるのかなと思ったら、逆だったというのが、オレの印象なんだよね」と語った。古市氏は「そう、それもすごい恣意(しい)的だなと思って。これも『Mr.サンデー』で橋下さんとしゃべりましたけど、やっぱり中居さんサイドの意見がほぼ、反映されていない状態だし、片側から作られたのかな、と思っちゃうような内容だったので、あれは意図があるんじゃないかな、って、どうしても思っちゃいますよね」と応じ、鈴木氏も「フジテレビ側の意図が反映されちゃうのかな、と思えなくもない」と続けた。

古市氏はさらに「結果的には、フジテレビ側を免責しているとは言わないけど『中居さん側がひどかった』で収めようとしているのかな、と」と、印象を語った。

「TOKYO SPEAKEASY」はradikoでも聴取できる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「中居さん側がひどかった、で収めようと…」鈴木おさむ氏&古市憲寿氏がフジ第三者委報告に疑問