中山忍、“姉で父”中山美穂さんからの「たった1度だけのアドバイス」の全容明かし涙
女優中山忍(52)が23日、フジテレビ系「ノンストップ!」にVTR出演。前日に自身が喪主を務めたお別れの会が開かれた、昨年12月6日に54歳で亡くなった姉中山美穂さんから受けた「たった1度だけのアドバイス」について明かした。
忍は昨年3月、紫吹淳と2人でライブをする前、美穂さんに電話し「今ちょっとライブのことで悩んで、もうどうしたらいいかわからないよ」などと相談したという。
その時はいったん、パッと電話を終えたが、その約1週間後に美穂さんから連絡があった。忍は「(美穂さんから)“で、ライブのことはどうなったの?”って(連絡があった)。それってすごく珍しい事だったんですね。(忍が)“ますますどうしていいか分からない”っていう話をした時に、“じゃあお姉ちゃん、行くよ”って言ったんですよ。“あとリハーサルは何回残ってるの?”って聞かれて、“あと1回残ってる”って言って。その時“じゃあ、お姉ちゃん行くから”って。すぐ帰るかな…って思ってたら(美穂さんは)最初から最後まで(リハの現場に)いて」と美穂さんが同ライブのリハーサル現場に来て、すべてを見てくれたエピソードを振り返った。
そして忍は「“お姉ちゃん、私はどうしたらいいんだろう”って(リハーサルが)終わった時に聞いたら、“もう大丈夫。そのままで楽しめばいいの”って。“本当にお客様に喜んでもらいたかったら、たくさんのかたに見ていただきたいんだったら、最後までやり切りなさい“って」と美穂さんから仕事上で受けた、たった1回のアドバイスの内容を話した。
番組側から、美穂さんはどういう存在だったかと聞かれた忍は「姉でもあり母でもあり“父”でもあったなって。正直なところ、本当に無条件に子供でいられたのは姉の前だけだったなって。(亡くなって)この先どうやって生きて行ったらいいんだろうって。誰よりも頼りにしてたんだなって」と涙をぬぐった。