ドジャース対カブス 開始前、オープニングセレモニーで両国の国歌を演奏するYOSHIKI(撮影・河田真司)

<カブス1-4ドジャース>◇18日◇東京ドーム

X JAPANのYOSHIKIが18日、東京ドームで開催されたMLB日本開幕東京シリーズ「シカゴ・カブス-ロサンゼルス・ドジャース」戦で、米国国歌と君が代のピアノ生演奏を披露した。昨年10月に受けた3度目の首の手術により長期療養中だったが、日米のスター選手ひしめく歴史的な大舞台に登場し、手術後初めて公の場でパフォーマンスを行った。

場内アナウンスで紹介されると、東京ドームに拍手と歓声が沸き起こった。この日までに「リハビリのため、しばらくご無沙汰していました。この記念すべきイベントに参加できることを光栄に思います」とコメントを寄せていた。会場の視線を一身に集めながら、美しい音色を響かせた。

演奏後は胸に手を当てて立ち上がり、一礼。大歓声を浴び、X JAPANの名曲「Forever Love」が流れる中、万感の表情で会場を去った。終了後は自身のXで泣き顔の顔文字を三つ添え「なんとか終了!」とつづった。

昨年4月にもド軍の本拠地ドジャースタジアムで、試合前にピアノを演奏。MLBの日本での開幕戦は6年ぶり6回目の開催という大舞台で、自身にとっては約1年ぶりとなる「セレモニー登板」を果たした。

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」で先発出場し、先発するドジャース山本由伸投手(26)カブス今永昇太投手(31)のMLB史上初の「日本人開幕投手対決」にも注目が集まった歴史的な一戦。野球と音楽でジャンルは異なるが、日本が生んだスターの共演でドームを沸かせた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 YOSHIKI「なんとか終了!」MLB開幕戦で米国国歌と君が代ピアノ演奏 手術後初の公の場