下條アトムさん(2017年8月撮影)

俳優、声優の下條アトム(しもじょう・あとむ、本名同じ)さんが亡くなったことが13日、分かった。78歳だった。所属事務所が公式サイトで発表した。

下條さんは、23年9月に急性硬膜下血腫を患い、闘病していた。

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◆急性硬膜下血腫 頭蓋骨の下で脳を覆っている硬膜と脳の間に、出血した血液が急速にたまり、脳を強く圧迫する症状。脳の表面の血管の出血が原因であることが多い。

原因が転倒などによる頭部外傷であることが多く、高齢者に起こりやすい。意識障害や半身まひなどもしばしば発生する。

手術で血腫を取り除くのが主な治療法だが、硬膜の外の出血で起こる硬膜外血腫より、生命の危険や後遺症がある場合が多いとされる。数週間から数カ月、時間をかけて徐々に出血する症状は慢性硬膜下血腫と呼ばれる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 俳優、声優の下條アトムさん死去、闘病していた急性硬膜下血腫とは/メモ