水谷豊「相棒season23」10・0% 右京さえ欺く策士との対決で15年前の真相が暴かれる
水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第15話が12日に放送され、平均世帯視聴率が10・0%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・9%だった。
水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。
◆第15話のあらすじ
右京は山荘でチェスを指している。道に迷ったという口実で、その場に入り込んでいるようだ。
チェスの相手で山荘の主は、奥田剛(佐野史郎)という男性。奥田は、今から15年前に都内で発生し、いまだ解決されていない母子殺害事件の被害者遺族だった。
しかし、奥田自身にも疑わしいところがあり、警察に疑われた過去がある。奥田と2人きりの山荘でチェスを指しながら、そうした事件の概要と現在の捜査状況について淡々と語る右京。
そんな中、右京は都心に残っていた薫にメッセージを送り、奥田のアリバイ確認を依頼する。何か事情があると察した薫は、さっそく行動を開始。右京と奥田はそれを皮切りに、チェスになぞらえた壮絶な頭脳戦に突入していく。