坂井真紀(23年5月撮影)

NHKは4日、26年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の追加キャストを発表し、豊臣兄弟の家族である母なか役を坂井真紀(54)、姉とも役を宮澤エマ(36)、妹あさひ役を倉沢杏菜(19)が務めることが明らかになった。

今作は「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」と言わしめた天下一の補佐役・豊臣秀長(仲野太賀=31)の目線で戦国時代をダイナミックに描く下克上サクセスストーリー。、女手一つで2男2女を育てる母なかを演じる坂井は「これまでそうそうたる方々が演じており、その人物像もさまざまな印象を持たれている女性ですので、この作品でどのような『なか』を誕生させられるか、大きな喜びとともに身の引き締まる思いでいっぱいです」。姉のともを演じる宮澤も「現実主義的なともと、なかなか自由な家族のコミカルな掛け合いが序盤では多いですが、この先この家族が経験していくことを考えると原点とも言える家族の関係性を描く日々を大事に演じたいと思います」とコメント。

天真らんまんな妹のあさひを演じる倉沢も「さまざまな作品で描かれてきたあさひは、時に悲劇の女性であり、芯のある強い女性でもあったと思います。つらい別れや試練に直面しながらも、兄たちによって誰もが経験できる訳ではない、興味深く面白い人生を歩んだのだと思います。そんな彼女の激動の一生を豊かに表現できるように全力で取り組みたいと思います」と意気込んだ。

秀長役の仲野もコメントを発表し「胸がいっぱいです。作品を見るたび、共演させていただくたびに、その役に臨む姿勢に多大なる影響を受ける大好きな先輩ばかりです。なんだか熱に浮かされてるような、並々ならぬ興奮状態にあります。そして宮澤エマさん、倉沢杏菜さんとは『豊臣兄弟姉妹!』ということで、みんなで一丸となって坂井さんに甘えていきたいと思います!!」。秀吉役の池松壮亮(34)も「この素晴らしいキャストの皆さまとともにこの物語をお届けできることを大変うれしく光栄に思います。家族、仲間、ライバル、関係性はさまざまですが、一丸となって作り上げるチームの仲間として、皆さまとともに素晴らしい作品をお届けできるよう、今年初夏から撮影に励んで参ります。どうぞご期待ください!」と呼びかけた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 26年大河「豊臣兄弟」の母は坂井真紀 きょうだいを宮澤エマ、倉沢杏菜演じる