笠井信輔(2024年12月撮影)

フリーアナウンサー笠井信輔(61)が2日、ブログを更新。フジテレビ時代の後輩の長谷川豊氏(49)が前日1日に、実業家・堀江貴文氏(52)の公式YouTubeチャンネルで「フジテレビに上納文化はあります」などと語った発言について、「『上納』は完全否定できます」「どこかで記憶違いをしているのではないか」と指摘し、完全否定した。

長谷川氏は、堀江氏と同氏のYouTubeチャンネル内で対談した中で、フジテレビ在籍時に、笠井とフジテレビの佐々木恭子アナウンサー(52)と映画評論家のおすぎ(80)と4人でイタリア料理店で会食したと説明。おすぎがトイレに行っている間に、笠井と佐々木アナがエレベーターに先に乗ってしまい、その後、おすぎと2人でエレベーターに乗ると、キスされたなどと語った。さらに、24年12月に亡くなった小倉智昭さんが、佐々木アナの耳を何回もなめたなどと語った。

笠井は、長谷川氏の一連の発言を受け「フジテレビの『上納文化』に関して私の名前が上がりました 私は、これまで周囲の人に対して『アナウンサーに関して、上納システムといったものをこの35年間見たことも聞いたこともない』と話してきました 自分自身がやっていれば、そんなこと言えません」と断言した。

その上で「私が15年以上前の飲み会において、元後輩男性アナウンサーを、おすぎさんに献上したと言う話が『既成事実化』されて拡散されております Xや私のInstagramにも、炎上と言う形でたくさんのコメントが寄せられています ここで私は、今回取り上げられたようなことはなかったとはっきり表明させて頂きます」と完全否定した。

その流れで、当時の状況を説明。「まず、同席したとされる女性アナウンサーと確認をしましたが私も、彼女も、これまでおすぎさんと食事をした記憶はありません おすぎさんが『とくダネ!』のレギュラーを務めていたのはごくごく短期間で、連絡先も知らないのです これは、一緒にいたとされる女性アナウンサーもそう話しています」と、おすぎと食事した記憶がないとした。

一方で「おすぎさんとは食事をしたことがないと、本当は断言したいです しかし、15年以上前のことで、可能性が0とは言い切れません」と記憶に曖昧な部分もあることも認めた。その上で「ただし『上納』は完全否定できます どんなに昔であっても、おすぎさんや、例えばピーコさんであっても、若い男性を、こちらからあてがうことが、サービスであったり、あるいは、喜んでもらえることであると、一瞬たりとも考えたことがないからです」と、「上納」については重ねて否定した。

さらに、おすぎに食事をごちそうしてもらいながら、先に帰るなどという礼を失したふるまい、行い自体、絶対にあり得ないと強調。「しかも私と女性アナウンサーが目配せをして『そういうものだから』と言ってエレベーターでおすぎさんと2人きりにする策をこうじる『お食事代』と言うキーワードで差し出したのなら おすぎさんが支払いをしてくれたのでしょう その状況の中で、おすぎさんがトイレに行っている間に、私たち2人が先に帰るということがありえないことです」とした。さらに「有名人や芸能人の方とお食事をして、割り勘であっても先にさっさと帰るなんてそんな失礼な事はしたことがありません これまでの私の生き方からしてありえません。断じて否定します」と続けた。

さらに、長谷川氏が小倉さんについて語った内容も否定した。「『同席した女性アナウンサーは、小倉さんに耳を舐められた』と、小倉さんのセクハラについて、元後輩アナウンサーは話しています 女性アナウンサーから、『そうしたことをされたことはない』とあらためて連絡がありました。この女性アナウンサーの話も信じてもらえないのでしょうか?」と、佐々木アナも長谷川氏の発言を否定していると説明。「15年以上経って、元後輩アナウンサーがなぜ突然、施設に入っていると言われている、おすぎさんそして、先日亡くなった小倉さんの名誉に関わることを反論する機会が全く持てない人たちのことを実名で公表するのか、理解に苦しみます」と疑問を呈した。

一方で「ただし、私は『元後輩アナウンサーは、嘘をついている』と、主張しているわけではありません 15年以上前のことです 彼は被害者として話をしております 被害者の方の経験を、第三者が全否定はできません」ともつづった。その上で「この食事会が現実に行われているとすれば、メンバー構成が違っていたのではないかと考えます 彼は、どこかで記憶違いをしているのではないかと感じるのです」と説明。「被害を訴える彼を傷つける意図は、まったくはありません 彼は今、番組制作会社の社長をしております 去年、彼の番組に出演させて頂きました。本当に歓待してくれて私の楽屋までわざわざ出向いて『お会いしたかった』『ずっと出演して頂きたかったんです』と出演を大変喜んでくれました それは事実です」ともつづった。

笠井は「今回、SNSの炎上の当事者になって、自分が発言したことではない、全く身に覚えのないことで、周囲の皆さんから批判されてこんなに辛いものかと、心を痛めております 黙っていたほうが良いのではないかと、いろいろなところからご指導を受けましたが、黙っていれば、私と女性アナウンサーは、後輩男性アナウンサーを上納したと言う話が本当のものとなっていく恐怖を感じています」と訴えた。そして「改めて、そのような事、絶対にしていないと心に誓ってお話しすることができます 私の話を信じていただけるなら幸いです」と訴えた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 笠井信輔、堀江貴文氏と対談した元フジ後輩長谷川豊氏の“上納発言”完全否定「記憶違いでは?」