三代目JSBドームツアー完遂 結成15年を迎える25年の全国ドームツアー発表にファン歓喜
三代目 J SOUL BROTHERSが22日、大阪市の京セラドーム大阪で4大ドームツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR2024“ECHOES OF DUALITY”」最終日を開催した。
グループ7回目の単独ドームツアー。ツアーと同タイトルの新アルバム「ECHOES of DUALITY」を引っさげ、福岡、名古屋、東京と回ってきた全国4都市9公演ツアーを締めくくった。
3公演が行われた大阪では12万人を動員。山下健二郎は「有馬記念を見たい人もいるでしょう。帰って『M-1グランプリ』を見たい人もいるでしょう。でも、僕らを選んでくれてありがとう」と駆けつけたファンに感謝した。
岩田剛典がダブル主演を務める25年1月12日スタートのテレビ朝日系ドラマ「フォレスト」の主題歌「What Is Your Secret?」と「冬物語」のダブルバラードが披露されるなど大阪公演のみの演出も行われ、全28曲のパフォーマンスに会場が酔いしれた。
リーダーNAOTOが「久しぶりにフルアルバムを出した後のツアー。新曲を10曲入れて、お客さんが新鮮に感じるようなツアーにして、挑戦でもあった。やりがい、手応えのあるツアーだった。1番フレッシュな三代目の形を見てもらえたかな」と振り返れば、今市隆二も「挑戦したツアーだった。これまでの流れをいい意味で崩して、新しい形を模索して内容を提示させてもらった。まだまだ自分たち自身、挑戦者でありたいし、次に進んでいきたい。トライできたツアーでした。充実した、意味のあるドームツアーでした」と充実感をにじませた。
アンコールでは25年のドームツアー開催が発表され、大歓声に包まれた。ツアーの最中に、次回ツアーの内容が発表されるのは極めて異例だ。
公演の名称は「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR2025“KINGDOM”」
埼玉(5月24日=ベルーナドーム)を皮切りに、東京(6月4、5日=東京ドーム)、愛知(同14日=バンテリンドーム ナゴヤ)、福岡(同21日=みずほPayPayドーム福岡)、大阪(7月2、3日=京セラドーム大阪)の5都市7公演を巡る。
25年11月10日で結成から15年を迎える。NAOTOは「記念すべき年を僕らと“MATE”の皆さんでお祝いしたい。僕らとみんなでつかんだ15周年のドームツアーなので、思い出に残るものを。昨日も隆二が『自分たちのことを誇ってください』って、あれ、いい言葉で好きだなと。僕らをここまで連れてきてくれたのはファンの皆さん。15周年を一緒にお祝いして、応援してきて良かったなって思えるようなものにしたい」
雲間に光が差すツアーロゴも公開された。今市は「ロゴが決まっているのは大きい。すでに準備ができていけるのはいい。時間をかけた分だけクオリティーが上がる」とファンに高いクオリティーを提供することを約束。「ファンの方々と15年歩み続けてきた“王国”。ファンの方を絡めた演出があっても良いのかな」と、すでに視線は先を見据えている。
グループの公式ホームページにも「2025年 ここからさらに飽くなき挑戦を続けていく」と決意が記された。メモリアルイヤーをファンと1つになって盛り上げていく。