武田鉄矢「2人でタイツはいて踊ったり」端役出演したコント番組で西田敏行さんと共演した思い出
俳優武田鉄矢(75)が22日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演。盟友西田敏行さんとは俳優業や歌ではなく、コントで出会ったことを明かした。
武田は「西田先輩は…ちょうど2人とも注目されない芸能界のはじっこでコントで出会ったんですよ」と話し「私と西田さんはコメディータレントだったんです。2人でタイツはいて踊ったり」と明かした。MC東野幸治(57)からは「番組は覚えてるんですか?」との質問に「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」(NET=現テレビ朝日系、1976~78年)と答えた。伊東四朗、小松政夫、キャンディーズがメインのコント番組だった。
武田は「そこの端役をやっていて、そこで知り合った。ちょうど私は荒川の土手を歩く先生役(TBS系「3年B組金八先生」=79年~)が当たって、それで西田先輩に今度こそおごろうと思ったら、先輩は違う局で大当たり…。池中玄太80キロ(日本テレビ系、80年~)があって、私が『贈る言葉』が売れ始めたら、彼も『もしもピアノが弾けたなら』が売れ始めて、暮らしに余裕ができはじめたんで、西田先輩と2家族でレストランで食事をしました」。
さらに武田は「その時のレストランの設定は西田先輩で、ご指名の豪華な料理はチーズフォンデュでした」と語った。今田耕司(58)が「当時、珍しかったんじゃないですか?」と問うと武田は「あの先輩が福島なまりで『これはね』って」とチーズのつけ方を説明してくれたと話し「それで『デザートお願い』って言って『メロン出てくるから、スプーンでお願い』って、貧しい暮らししかしてねーから、かぶりついたり、箸て切り取る可能性があるから先輩は物知りだったから『スプーンですくって食べるようにね』って」と思い出をまさぐるようにつむいだ。