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9日夜に米ロサンゼルス郊外マリブで発生した大規模な山火事「フランクリン」から逃れて避難していた映画「メリー・ポピンズ」(1964年)や「ナイトミュージアム」(2006年)などで知られる俳優ディック・ヴァン・ダイクが13日、無事に自宅に戻って自身の99歳の誕生日を祝ったことが分かった。ダイクは炎が自宅近くまで迫りくる中、妻と共に近所の住人に助けられて避難していた。避難する際に愛猫が1匹逃げ出してしまったというが、帰宅後に無事に再会できたことも報告した。

自宅の焼失を免れたダイクは、地元テレビ局のリポーターを自宅に招いて「99本のろうそくに火をつけようとして、マリブが燃えてしまった」とジョークを飛ばし、元気そうな姿を見せた。ダイクによると、火災が起きた時に自宅を守ろうと裏庭で格闘していた際に倒れ、近所に住む男性2人に抱えられ車で安全な場所まで運ばれたという。

火災の原因は分かっておらず、13日早朝の時点で火災は30%鎮火したものの依然として燃え続けている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 99歳ディック・ヴァン・ダイク、大規模山火事での避難から帰宅 愛猫と再会し自身の誕生日祝う