「父が飲んだくれで、母は障がいが…」元日テレ女子アナがヤングケアラー時代を明かす「切羽詰まっていた」
元日本テレビアナウンサーの町亞聖(53)が7日、TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜午後1時)にゲスト出演。ヤングケアラーだった過去を明かした。
町が高校3年生の時、母が病気で倒れ、車いす生活となったことがきっかけで、介護生活を送っていた。「当時はヤングケアラーという言葉はなかったんですが、弟が15歳、妹が12歳だった。母が倒れたので、私が母代わりで全てのことをやらないといけない状況になった」と振り返った。
父親は「典型的な家のことをしないタイプだった」といい、「私は18歳で大人でも子どもでもない年齢で、振り向くと弟と妹がいたこともあって。父が飲んだくれで、母は障がいがある。自暴自棄になってもおかしくない状況でした」。
その上で「私が人生を諦めたら後悔する。ここで終わって良いのかという気持ちもありましたし、その日生きるのに精いっぱいだった。先のことは考えていない感じでした。切羽詰まっていたからこそ、頑張れた状況でした」と明かした。
当時の状況について「ヤングケアラーの支援があっても、私は強がっていたかも」と告白。「私はできていますからと言ってたかな。父も『うちは娘がやっていますから大丈夫』と言っちゃってました」と話した。