東国原英夫氏(2024年1月撮影)

元宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏が28日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に出演。前日に投開票が行われた衆院選について言及した。

28日未明に、全485議席の当選者が確定し、自民党は公示前より65議席減の大敗を喫した。

東国原氏は「個人的には予想が外れました」とした上で「自民党は200、プラス5、マイナス5という予想をしておりました。ですから予想より悪かったなと思います」とした。

続けて「自公で過半数ギリギリだと思ってたので、ここまで負けるとは。ちょっと驚いています」と率直な感想を明かした。

敗因の1つともされている、自民党本部が非公認候補が代表を務める党支部に対して公認候補と同額の2000万円の活動費を支給していたことにも触れ「最後の2000万円問題が効いたのかという感じがしましたね、世論の調査を見ても」と推測した。

「党内の論理で法律的には全然問題ない。でもこのタイミングで、公認と同じ額でやるのが、世論国民の感情を計り知れてないなという感じがしましたね」と今回の選挙の争点となった“政治とカネ”問題がダメ押しになったのではと説明した。

2000万円問題が公になった理由については「いろんな説があるんですが、いじわるな説を言っていいですか」とした上で「自民党内の反石破派がリークしたという話もあるんです。もう1つは将来的に問題になると気づいてたのにあえて法律規則にのっとってやった。つまり石破さんを支えようと気持ちが周りのスタッフにないことも考えられる。誰かが言うべきなのにそれを知ってても言わなかった。支えようという気持ちがないのか」と想定した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 東国原英夫氏「予想より悪かった」自公過半数割れに驚き ダメ押しは2000万円問題と推測