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設立42年の美容機器専業メーカー「ヤーマン」が、表情筋や笑顔にまつわる秘密を専門家協力の下で科学的にひも解き、楽しみながら表情筋への理解を深めるプロジェクト『表情筋研究所』を15日に立ち上げました。
同社の研究成果や表情筋に関する情報などを届ける予定で、その第一弾として「表情・笑顔に関する意識調査」の結果や表情研究の専門家・佐藤弥氏へのインタビューなどが公式サイト上で公開されています。
表情筋研究所:https://hyojo-science.com
ここでは「表情・笑顔に関する意識調査」のダイジェストを紹介。20~50代の男女計800名に表情に関する調査が実施され、その結果。女性の9割近く、男性の半数以上が表情について悩みがあることがわかりました。また、笑顔に「自信がある」と答えた人は全体のわずか6.3%に留まることが判明しています。
具体的なエピソードとしては「身分証明書用の写真を撮ると、いつも疲れた感じになってしまい、目つきも悪い。数年間変わらず、よく目にする写真なので見る度に、がっかりする。(30代・女性・主婦)、「日常的に体調・気分が悪そうに、見られて、仕事で無理をしていないか、上司にすごく心配されて、休職を真剣に勧められたことがあります」(40代・女性・事務)といった声が上がりました。
また、最近はコロナ禍の影響でオンラインミーティングが増えていますが、そこでも「自身の表情で気になること/不満なことがある」と考えている人が7割以上にのぼるという結果になっています。
「表情のケアについて十分にできていると思うか」と質問すると、男女ともに8割以上が「十分とは言えない」と回答。具体的に「表情の印象をよくするためにケアをした方が良いと思う部分」としては、男女全体で「目もと」(52.9%)、「口もと」(48.1%)、「フェイスライン」(47.8%)が上位に。しかし、「フェイスライン」は女性が64.0%であるのに対し、男性は31.5%で意識の乖離があることがわかります。
さらに、コロナ禍を経て自身の表情・顔について意識が変わったことがあるという人を対象に「ご自身の顔・表情について変わったこと」について質問。「マスクをしているため、フェイスケアの頻度・対策が減った」との回答が最も多いという結果に。マスクをすることで表情ケアがおろそかになっている傾向があるようです。
その一方で「オンライン会議またはオンライン飲み会で自分の顔が常に映っているので気が抜けない」という意見も多く、コロナ禍でも表情を気にしている人が少なくないこともわかりました。
同社は「笑顔に自信がある人」と「笑顔に自信があるとは言えないという人」のそれぞれに結果を照らし合わせ、「笑顔に自信がある」と答えた人の方が「普段より表情を意識するようになった」(30.0%)、「フェイスケアの頻度・対策が増えた」(28.0%)と答えた人の割合が多いと分析。「笑顔に自信がある」という人の方が表情への意識が高く、しっかりケア・対策している傾向が見えると指摘しています。
また、様々な生活のシーンにおける笑顔の必要性について、笑顔に自信のある人とそうでない人を比較してみると、笑顔に自信がある人の方がプライベート・ビジネスシーンいずれも「笑顔が必要」と答えた割合が高いという結果に。「笑顔に自信がある人」は表情のケア・対策をしっかりとしており、それを仕事やプライベートに生かしているようです。