ジュリア・ロバーツ主演、アカデミー賞助演男優賞ノミネートの若手実力派No.1俳優ルーカス・ヘッジズが共演し、第13回ローマ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した『ベン・イズ・バック』が、5月24日(金)より公開となります。



クリスマス・イヴの朝、薬物依存症の治療施設を抜け出して勝手に帰ってきてしまったベン(ルーカス・ヘッジズ)が、母ホリー(ジュリア・ロバーツ)による監視を条件に1日だけ家族と一緒に過ごすことを許されたことで物語が動き出す本作。『ベン・イズ・バック』のタイトル通り冒頭で家に戻ってきたベンですが、日常に潜む誘惑で思わずドラッグへと逆戻りしそうになったり、周囲がまだ時期尚早だとしてベンを治療施設に戻そうとしたり、さらに物語終盤ではこのタイトルの真意が明かされ……。と思わず唸らずにはいられない衝撃の結末が待ち受けます。


そこでこの度、どんな過酷な状況からもカムバックすることを諦めない主人公を描いた作品をまとめてご紹介。平成最後の社会現象ともいうべきあの話題作や、映画史上観ていて最も気持ちいい祝福の雨が印象的な名作まで、決して諦めない主人公が奮闘する映画は、いつの時代も勇気と感動を届けてくれるもの。それぞれの主人公がさまざまな状況から死に物狂いでカムバックを成し遂げますが、果たして、ベンは薬とは無縁の世界にカムバック出来るのか…?ハラハラドキドキの波乱の展開を、是非劇場でご覧ください!


◆『ショーシャンクの空に』(1995年) 無実の罪を着せられた刑務所からカムバック!

妻とその愛人を射殺したという無実の罪でショーシャンク刑務所送りとなった銀行家アンディ(ティム・ロビンス)。初めは戸惑っていたが、やがて彼は自ら持つ不思議な魅力で、長年刑務所に入っているレッド(モーガン・フリーマン)など受刑者達の心を掴んでゆく。そして20年の歳月が流れた時、遂にアンディは脱獄、塀の外へのカムバックに挑む!

いくら理不尽な状況下でもアンディが失わず大切にしていた”希望”。例えそこが刑務所の中でも帰還(カムバック)を果たすために、人の長所を見分けながら、助け合える関係を築き上げ、自分の目標を成し遂げる姿は、私たちが見習うべき理想の姿!祝福の雨を全身で浴びる名シーンは、何度見ても気持ちが昂ります!


◆『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年) 逃げ出したはずの元居た場所に、思い改めカムバック!

生きる望みを失い荒野をさまようマックス(トム・ハーディ)は、砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、深い傷を負ってしまう。そんな彼の前に、ジョーの配下の女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの謎の男、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み、強大なジョーの勢力に戦いを挑む。

ジョーから逃げてきたフュリオサたちだが行く当てもなく、ジョーが不在のうちに資源が豊富な元居た場所に戻るという大胆不敵な大作戦!”行ってカムバックする”驚きのアイディアに思わずクスリとしてしまう単純明快なストーリーも、社会現象を巻き起こすほど多くの人を虜にさせた魅力のひとつです!


◆『オデッセイ』(2016年) 一人置き去りにされた火星からカムバック!

火星での探査中に嵐に巻き込まれ、たったひとり取り残されてしまった宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。水も通信手段もなく、食料もわずかしかない危機的状況で、ワトニーは孤独に耐え懸命に生き延びようとする。一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた!

火星に一人ぼっちという絶対絶命の極限状態の中でも人間性を失わず、持ち前の知識をフル活用し観る者を驚かす仕掛けも豊富!地球へカムバックする為に、まるで火星を楽しむかのように前向きに生きていくワトニーの姿勢に、自然と元気が湧いてきます!


◆『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年) スター転落から返り咲きカムバック!

ルックスや複雑な出自に劣等感を抱くフレディ・マーキュリー(ラミ・マレック)が、ブライアン・メイ(グウィリム・リー)、ロジャー・テイラー(ベン・ハーディ)、ジョン・ディーコン(ジョゼフ・マゼロ)と出会い”クイーン”として活動する。やがて「キラー・クイーン」、「ボヘミアン・ラプソディ」等の世界的大ヒットによってスターダムにのし上がるが、フレディはスキャンダル報道やメンバーとの衝突にもがき苦しむ…。

どん底から何度でも這い上がり、悩める者、弱き者に命の限り音楽を届け続けたフレディ!自分の信念を貫き通しながらカムバックを果たすカッコよすぎる生き様に多くの人が胸を打たれ、勇気と生きる活力が込み上げてきます!!!


★★★番外編★★★

◆『ハウス・ジャック・ビルト』(2019年6月14日公開) ラース監督、カンヌ国際映画祭に待望のカムバック!

1970年代の米ワシントン州。建築家になる夢を持つハンサムな独身の技師ジャックはあるきっかけからアートを創作するかのように殺人に没頭する・・・。彼の5つのエピソードを通じて明かされる、 “ジャックの家”を建てるまでのシリアル・キラー12年間の軌跡。

ラース・フォン・トリアー監督がヒトラー擁護発言によりカンヌ国際映画祭追放という衝撃の処分を受けたのは2011年のこと。それから7年の月日を経た昨年の第71回カンヌ国際映画祭で本作を以って完全復活を果たしました!途中退席者続出の衝撃と戦慄の大長編を、是非お楽しみに!



『ベン・イズ・バック』

https://benisback.jp


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情報提供元: ガジェット通信
記事名:「 何があっても決して諦めず“カムバック”する姿で 観る者を勇気づける感動必至の映画まとめ