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現在国会で取りざたされている“加計学園問題”に際し、民進党が自らのホームページにアップしているpdfが「何かおかしい」とネット上で話題となっている。
テレビで報じられた際に映し出されたのでご覧になった方もいるかもしれないが、素人目に見ても「ピッチ(文字間隔)が不自然」「フォントが部分的に異なっている」など、まず表示の段階で違和感が大きい。
さらにSNS上ではpdfのプロパティからスキャナーの型番と機能を限定し「PCからの直接出力でない」ことを指摘する声や、「スキャナーの機能上、連続スキャンではなく一続きに印刷したものをスキャンしている」点を指摘する声が上がっている。
さらにこの“文書”をAdobe Illustrator(イラレ)というデザイン用ソフトで開くと、複数の要素をツギハギして作成されていることがわかるというのだ。
ネットを日常的に使っている人たちであれば、メーラーから直接印刷するか、スクリーンショットを取ればそれで済む、と考えるのだがなぜこんなことになっているのだろう。
ガジェ通編集部でも実際にイラレで試してみることに。
まずは民進党のHPからpdfをダウンロード。それをIllstratorで取り込んでみると……たしかに、文章が不自然なグループ分けされている。
ただし複数要素に分かれていることについては「pdfとして取り込む際、“文章”だけのはずが一部“画像”として誤認識されて取り込まれたのではないか」という分析も上がっている。
とはいえ、出力した印刷物を再構成したような不自然さについての説明にはならない。まさに怪文書だ。