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筆者も販売終了地域に含まれる関東在住です。
発表を聞いてすぐスーパーやコンビニ行くも、どこも品切れでした。
どうしてもカールが食べたい!けれど、オークションは高値なので手が出せない!
そうだ!カールは絶対にあそこにある!
居ても立っても居られず、発表の翌日にカールの工場に行ってきました!
明治と言えば、チョコレートやスナックなどのお菓子、アイス、乳製品などの製造と販売を行う日本大手の食品会社です。
全国に30以上の製造工場があるのですが、そのうち7ヵ所では工場見学ができます。
今回行ったのは埼玉県にある坂戸工場です。
東京ドーム約2個分の広さがあり、チョコレート、チョコスナック、カール、グミ、ガム、ビスケットが製造されています。
こちらは2016年7月に見学施設がリニューアルオープン。
見学できるのはカールとチョコレートの製造ラインです。
この日は強い雨が降っていましたが、カールおじさんはいつもの顔で出迎えてくれました。
見学路は、カールおじさんが住むおらが村をイメージして作られています。
壁にはトウモロコシが描かれ、天井のライトは雲の形です。
カールはチーズあじとカレーあじを日替わりで作っています。この日はチーズあじでした。
フレーバーを振りかけて、染み込ませることで味がつきます。
カールは1968年に誕生したトウモロコシを原料にしたスナック菓子です。
当初はチーズ味とチキンスープ味の2種類の発売から始まりました。
現在は、チーズあじ・カレーあじ・うすあじなどが発売されています。
様々な味のカールが展示されています。
うすあじは九州など大人気だそうです。
なんと!カールは油で揚げていないスナック菓子なのです。カロリーが抑えられています。
トウモロコシの生地を形成して、乾燥させているだけなので、カロリーが抑えられています。
トウモロコシの生地を形成するのが、こちらのエクストルーダーです。
粗挽きにしたトウモロコシに水を加え、先端にいくつもあるノズルに高速で押し出すことで作られます。
肉眼で追えるスピードではありませんが、ビデオ映像のスロー再生があるので確認することができます。
カールが今の形になったのは偶然だそうです。
形成されたカールがどんどん流れていき、フレーバーを吹きかけてパック詰めされます。
一番奥にはウカール神社があり、合格祈願で訪れる人もいるそうです。
カールの工場見学の最大の魅力は、できたてのカールがお土産にもらえることです。
通常、お店で買うカールは製造から数週間が立っている状態です。
できたてのカールはまだ温かく、いつもよりさっぱりしていました。
これはフレーバーが時間をかけて染み込んでいくためだそうです。
念願叶ってのカール、しかも新鮮!
とても美味しくて、何個でも食べられる気がしました!
カールの製造が終了することについて、工場見学の案内者も残念がっていました。
カールが身近で販売されなくなっても、遠出せずともお土産や通販で食べることができると思います。
ですが!新鮮なカールを食べられる機会は工場に行くことでしか得られません。
新鮮なカールを食べられるリミットが迫っているので、近くにいる方は今のうちに工場見学に行くべきでしょう。
オークションで高値がついたカールを買うかどうか考える前に、無料の工場見学で新鮮なカールを食べて欲しいです!
チョコレートの製造ラインも見学できます。
実はチョコレートとカールの工場はセットで行われていたのです。
見学通路はチョコレートの中にいるようなイメージです。
素敵な雰囲気に見学に来ていた女性達からは歓声が上がっていました。
チョコレートの歴史を学びつつ、実際に原料のカカオの実からドロドロに溶かされるまでのサンプルも見ることができます。
チョコレートの工場見学は今後も継続していくので要チェックです。
写真は全て筆者が撮影しました。
取材ということで、特別な許可を頂いた上です。
通常の工場見学では、撮影ができないことをあらかじめご了承下さい。
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 幻夜軌跡) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか