坂上忍、名古屋入管職員への“人間が腐ってる”発言に批判殺到「誹謗中傷では?」
10月11日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)でのMC坂上忍(54)の発言に多数の抗議が寄せられている。
問題となっているのは、今年3月名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)で元留学生のスリランカ人女性が亡くなった事件を取り上げた一幕。この日の『バイキング』では遺族や弁護士への独自取材の様子を放送した。
これまで入管庁は編集された2時間分の映像のみ公開してきたが、今月1日、あらたに亡くなる直前の映像が遺族らに公開された。映像を見た弁護士は『バイキング』の取材に対し、食べても吐いてしまうスリランカ人女性に対し、職員がスプーンで何度も食事を与えていたり、看護師が「吐いてもいいから食べてね」と話していたりしたと訴え。「本当に残酷な言葉だと思いました」と訴えていた。
この問題に対し坂上は「正直、これ聞いたときに恥ずかしいというか、怒りを覚えた方たくさんいらっしゃったんじゃないですか?」と自身も怒りのコメント。さらに「僕は、普通に拷問に等しいことをされてしまったんだなとしか思えない」と苦言を呈した。
その後、番組では入管施設の医療体制に問題があると指摘。収容者が体調不良を訴えた場合、医療知識のない入管職員が治療の判断を行わなければならないといい、その内科医や整形外科医は非常勤とのこと。また、看護師や准看護師は平日のみの勤務だと紹介された。
しかし、これを聞いた坂上はヒートアップしたのか、「これでも、人為的な問題もあるかもしれないけど。職員の方も含めて、人間の腐ってるような人たちでやってたらね、人が増えたって変わらないよ!こんなの!」と訴えていた。
この坂上の発言に視聴者からは、「さすがに言い過ぎ」「誹謗中傷では?」「問題発言。何様なの?」といった批判の声が相次いで寄せられている。
「対応に問題があったのは確かとはいえ、どこにどう問題があったのかは今後裁判などで明らかになっていくこと。職員や勤務してる医師や看護師をひとくくりにして『腐ってる』呼ばわりには多くの人が不快感を訴えています。坂上といえば、SNSなどでの誹謗中傷コメントに対したびたび『実名と顔出しを』と訴えていますが、ネットからは『顔と名前出せばなにいってもいいわけじゃない』『顔出しを免罪符に好き勝手言うな』というツッコミも寄せられていました」(芸能ライター)
人格に関わる物言いに、不快感を訴える声が殺到していた。