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また、これらの筋肉を強化することで得られる効果は、ぽっこりお腹解消だけではありません。腰痛予防にも有効です!
腹直筋下部は骨盤後傾動作にも関与しているので、この筋肉を強化することで強く前傾した骨盤をニュートラルな状態にすることができます。一方、腹横筋は腰椎の安定性に関わっていることから、腹横筋を強化することにより腰椎の安定性がアップします。
このようなことから、腹直筋下部と腹横筋を強化すると腰への負担を軽減することができ、腰痛予防にも有効と言えるのです。
腹直筋下部と腹横筋を強化することで、ぽっこりお腹解消と腰痛予防という2つの効果が期待できます。
そこでここでは、「腹直筋下部と腹横筋を強化する腹筋運動」をご紹介していきたいと思います。これらの筋肉を強化し、なおかつ腰への負担の少ない腹筋運動として、以下の3つが挙げられます。
では、1つずつ効果的なやり方をお伝えしていきましょう!
腹筋運動を行うにあたり、ヨガマットもしくはそれに代わるものを1枚ご用意くださいね。
そうすることで腹直筋下部と腹横筋を鍛えることができます。
15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。
腰を床にしっかり付けるようにすることで、腹直筋下部と腹横筋に効かせることができます。
骨盤を起こす動作を繰り返すことで、腹直筋下部を鍛えることができます。
15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行いましょう。
下腹部から骨盤を起こすようにすることで腹直筋下部に効かせることができます。また、骨盤を起こす際、腰が床から離さないようにします。
お腹を凹ませた状態をキープすることで、腹横筋が鍛えられるようになります。
30~60秒間のキープを1分程度の休憩を挟みながら、2~3セット行います。
おへそ辺りを凹ませるようにすることが、腹横筋に効かせるコツです。
呼吸は止めずに、自然な呼吸を心がけるようにしましょう。
これらの腹筋運動を行っても腹筋への効果が感じられない場合、骨盤が強く前傾している可能性が考えられます。骨盤が強く前傾してしまうと、腹筋が緩んだ状態となるからです。
そこで、強く前傾した骨盤をリセットするためには、
という2つのストレッチを行うようにします。
左右それぞれ太もも付け根前面の筋肉が心地良く伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。
腸腰筋をストレッチするには、骨盤を後傾させることがポイントとなります。目線をお腹に向けるようにすると、骨盤を後傾させやすくなります。
ストレッチ中は、骨盤を正面に向けるようにしましょう。
上の写真のように、四つん這いの体勢となって背中を軽く反らせたところから、背中を丸めていく動作を10回行います。
少しずつ背中を丸めていく動きを大きくしていくようにすることが、動きを高めるポイントです。
必ず高めたい動きで終わるようにしましょう。この場合、骨盤後傾動作を高めたいので、背中を丸める動作で終わるようにします。
今回は、「ぽっこりお腹を引き締めたいけれど、腹筋をすると腰が痛くなってしまう」という方に向けて、「ぽっこりお腹解消と腰痛予防に効く3つの腹筋運動」をお伝えしました。
ここでご紹介している方法をそのまま実践していただければ、腰を痛めずに腹筋を強化することができます!
「ぽっこりお腹解消」と「腰痛予防」という2つの効果を手に入れるには、最低でも週3回は行うようにしましょう。早速実践して、ぽっこりお腹と腰への不安とサヨナラしましょう!