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成長ホルモンによる美肌効果として、具体的には以下の3つが挙げられます。
では、1つずつ詳しくお伝えしていきましょう。
「ターンオーバー」とは肌代謝とも呼ばれ、約28周期で繰り返されます。
しかし、年齢とともにこの周期に乱れが生じてしまいます。そうなるとシミやシワの原因になるばかりか、お肌の張りが失われてしまうことにもなると言われています。
成長ホルモンが分泌されることにより、ターンオーバー開始のスイッチが入り、ターンオーバーが正常に行われるようになると言われています。
お肌の潤いを保つ働きをする成分である「ヒアルロン酸」は、線維芽細胞によって作り出されています。その線維芽細胞を活性化させる働きがあるのが、成長ホルモンです。
そのため成長ホルモンが分泌されると線維芽細胞が活性化されてヒアルロン酸が作り出されるようになり、お肌の潤いが保たれるようになります。
お肌の老化の原因として、「紫外線によるダメージ」と「水分量の低下」が考えられます。
成長ホルモンには紫外線によるダメージから回復させたり、お肌の水分量低下を防いだりする働きがあります。そのため、お肌の老化防止効果も期待できるようになります。
美肌効果ももたらす成長ホルモンは、筋トレを行うことにより分泌されます。しかし、ただやみくもに筋トレを行っても、成長ホルモンを分泌させることはできません!
成長ホルモンの分泌を促し美肌効果につなげるには、以下の2つのポイントを踏まえて筋トレを行う必要があります。
では、具体的にお伝えしていきましょう。
まず1つが「強度設定」です。
成長ホルモンは、血液中に「乳酸」を蓄積されると分泌されるようになります。血液中に乳酸を蓄積させるには、中程度の強度でセット間の休憩を短めにし、セット数を多めに設定して筋トレを行う必要があります。
具体的には、10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セットに設定して筋トレを行うようにします。
もう一つのポイントが「動作」です。
上げる動作よりも、下ろす動作をゆっくり丁寧に行うようにします。そうすると筋肉に大きな刺激を与えることができ、成長ホルモンの分泌を促すことができると言えるからです。
重力に逆らいながら、3~5秒かけてゆっくり下ろすようにしましょう。
ここで筋トレを行う際の注意点もお伝えしておきましょう。
筋トレで成長ホルモンの分泌を促すには、筋肉に大きな刺激を与えることになるので、オーバーワークにならないように注意しましょう。
オーバーワークになると筋肉にダメージが残ってしまうことになり、プラスよりもマイナスの方が大きくなってしまいます。
そのため筋トレを行ったら、2日程度は必ず休養日を入れるようにします。例えば月曜日に筋トレを行ったら、火曜日と水曜日を休養日に充て、木曜日に筋トレを行うようにしましょう。
今回は、筋トレが美肌にも効果的と言える理由と合わせて、「筋トレを美肌効果につなげるポイント」についてお伝えしました。
「筋肉をつけたくないから…」という理由で筋トレに対して抵抗を抱いている女性の方が多いですが、女性が筋トレを行っても筋骨隆々なカラダにはならないと言えます。
なぜなら女性には、筋肉を発達させる効果の強い「テストステロン」というホルモンが少ないからです。そのため女性が筋トレをしても筋骨隆々なカラダにはならず、むしろ引き締まった、美しくきれいなカラダを手に入れることができると言えます。
女性が筋トレを行うことで得られるメリットについては、【女性が筋トレを行うことで得られる5つのメリットとは?】で詳しくお伝えしておりますので、是非こちらも合わせてお読みください。
筋トレを積極的に行って、美しくきれいなカラダを手に入れてくださいね!