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食事の量を減らそうとすると、却って痩せにくくなってしまいます。そのためダイエット効果が現れるようにするには、「食事の量を減らす」のではなく「食べ方」を変えるようにします。
ここでは、「ダイエット効果を高める食べ方」をご紹介しましょう。その食べ方とは以下の3つです。
この3つの食べ方を心がけることで、ダイエット効果が現れるようになります!
食事はまとめて摂るのではなく、一日に数回に分けて摂るようにします。そうすることで空腹状態を防ぎ、エネルギー不足による筋肉の分解を防ぐことができるからです。
また、血糖値の急上昇を抑えることができ、脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。
食事は朝・昼・晩の一日3食を基本とし、食事の間隔が空いてしまう場合は間食を摂るようにします。
間食の摂り方については、【「間食を摂ると太る」は間違い!?ダイエット効果につながる「間食の摂り方」のポイント】で詳しくお伝えしておりますので、こちらをご参照ください。
一日3食の中でも、特に重要なのが朝食です。基礎代謝を上げるには、朝食は欠かせないと言えるからです。
朝食を摂ることにより体温が上昇しますが、体温が1℃上昇すると代謝量は13%アップすると言われています。そのため、朝食をしっかり摂ることで、基礎代謝がアップし、痩せやすいカラダにすることができると言えるのです。
また、午前中は身体活動量が多くなるので、朝食を摂ることにより十分なエネルギーが確保され、筋肉の分解を防ぐ効果も期待できます。
温かい食べ物や飲み物を選んで摂ることも、基礎代謝アップに有効です。
例えば、「冷たいおそば」ではなく「温かいおそば」を食べるようにしたり、「アイスティー」ではなく「ホットティー」を飲むようにしたりします。
そうすることで体温が上昇するだけでなく、内臓の働きも活発になるので、基礎代謝アップにつなげることができます。
痩せたいのならば、よく噛んで食べるようにしましょう。そうすることで満腹中枢が刺激されて満腹感が得られるようになり、食べすぎを防ぐことができます。
また、血糖値の急激な上昇を抑えることができ、脂肪の蓄積を防ぐ効果も期待できます。
具体的には、一口に30回を目安に噛むとよいと言われています。時間にすると、個人差がありますが、20秒程度になります。一口ごとにお箸やスプーンなどを置いて食べることが、よく噛んで食べるコツです。
痩せる食べ方を心がけながら行っておきたいのが、運動です。ダイエット効果を高めるには基礎代謝を上げる必要があり、それには「筋トレ」が有効です。
筋トレで筋肉量がアップすると、内臓の容量もアップし血管数も増えることから、除脂肪体重もアップします。除脂肪体重が1kg増えると、代謝量は一日あたり50kcal程度アップすると言われています。
そのため、基礎代謝を上げるには、筋トレで筋肉量を増やすことが有効と言えるのです。
具体的には、「スクワット」などのような複数の大きな筋肉が鍛えられる種目を、10回前後反復可能な強度で1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セットに設定して行うようにします。また、筋肉に十分な刺激を与えるために、3~5秒かけてゆっくり下ろすようにします。
筋トレを行った後、脂肪を燃焼させるために有酸素運動を10分程度行うとより効果的です!
今回は、「ダイエットに取り組んでいるのに効果が出ない…」とお悩みの方に向けて、「ダイエット効果が現れない原因と解決策」についてお伝えしました。心当たりがありましたか?
穴の空いたバケツにいくら水を注いでも水が溜まらないように、ダイエットをいくら頑張っても“穴”があれば効果は現れません。
思うようにダイエット効果が現れないときは、一旦立ち止まり、食事面や運動面などを見直すようにしてみましょう。その際のポイントは、できるだけ客観的に見ることです。そうすることで、気づかなかった間違いが発見できるはずです!
是非、ヒントにしていただけたらと思います。