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さまざまな原因により、全身の不調を感じやすい春先。【1】と【2】ではゆらぎの原因、肌や頭皮のゆらぎケアをお伝えしました。
※「もうすぐ春!不調に負けない!肌・頭皮・心身のゆらぎケアは何をする?【1】」
※「もうすぐ春!不調に負けない!肌・頭皮・心身のゆらぎケアは何をする?【2】」
まだチェックしていない方は、【1】と【2】もご一読を!
それでは【2】に引き続き、頭皮のゆらぎケアをチェックしていきまししょう。
ヘッドマッサージで頭皮をもみほぐすと、以下のような効果が期待できます。
頭皮は顔の皮膚とつながっています。頭皮のコリは顔のたるみの原因になるので、ヘッドマッサージはエイジングケアとしても有用です。
マッサージのやり方、マッサージするおすすめのタイミングなどは「ヘッドマッサージで美髪・リフトアップ・快眠!毎日のセルフマッサージで軽やかな“私”に」で紹介しているので参考にしてくださいね。
体の疲れが抜けない、なんとなくしんどい、心がざわざわする、不安になる…。そんな心身のゆらぎがあっては、ハッピーじゃないですよね。しっかりケアして、毎日を笑顔で過ごしましょう。
心身がこわばったままだと、ぐっすり眠れません。寝付きが悪くなる、眠りが浅くなる、夜中に何度も目が覚めるなどして、翌朝、疲れが残ったり、起きる気力がわかなかったりします。緊張を解きほぐして、眠りの質を高めましょう。
入浴には3つの作用があります。
体を深部から温めて、血液の流れをサポート ⇒ 疲労回復
水が体を締め付ける作用。血液やリンパの流れが促される ⇒ 足のむくみ・疲れをリセット
体が軽くなり筋肉のこわばりがとれる&リラックス効果あり
3つの作用のおかげで心身の緊張がほぐれるので、心身のゆらぎを感じるときこそ湯船につかってのんびりしましょう。
香りをかぐと、情報が視床下部と連携している大脳辺縁系に伝達されます。視床下部は、心身のリラックスと関係がある自律神経を司る部分。そのため、良い香り・好みの香りをかぐと反射的にリラックスできるのだそうです。
化粧品、入浴剤、ハーブティー、精油など、香りを楽しめるアイテムはたくさんあります。お気に入りの香りを生活に取り入れて、心身の緊張をほぐしましょう。
深くゆっくりと呼吸しながらストレッチをすると、心身の緊張をほぐすのに有用です。布団でできる簡単ストレッチを、眠る前の習慣にしましょう。
自律神経を乱すストレスは「万病のもと」と言われ、心身のゆらぎだけでなく生活習慣病、うつ病などの原因にもなります。仕事やプライベートで変化の多い春は、ストレスが増えやすい季節です。
深呼吸する、有酸素運動で汗を流す、自分の趣味に熱中する、おいしいものを食べる、仲の良い友人に話を聞いてもらうなど、自分にあうやり方でストレスを解消しましょう。
春先、なんとなく不調が続く…そんなときに取り入れたい全身のゆらぎ対策を紹介します。
ピークは4~5月ですが、もっと早い時期から花粉は飛散しています。くしゃみ・鼻水・目や喉のかゆみなど、花粉症の症状が出ると、体が辛いだけでなく、心もどんよりしてしまいますよね。
また、花粉が刺激になり、肌のゆらぎが悪化することもあります。花粉対策は「付着させない」「吸い込まない」が基本です。対策を徹底して、花粉によるゆらぎをブロックしましょう。
私たち人間の体は、食べたものからできています。美しい肌、すこやかな体を育むには「何を口にするか」が、とても重要です。
活動エネルギーになる糖質や脂質、肌や筋肉などの材料になるタンパク質、体の機能を調整するビタミンやミネラル、これらの5大栄養素のバランスが取れた食事を心がけましょう。
また、私たちの体のおよそ6割は水分です。「喉が乾いた」と感じたときには、すでに脱水がはじまっていると心得て、こまめな水分補給を心がけてくださいね。
世の中にはさまざまな美容法や健康法が溢れています。ですが、どんな方法を取り入れるにせよ、「不調を感じるときは、とにかく眠る」を基本にしましょう。
睡眠中は、脳や心身の休養、記憶や感情の整理、疲労回復、傷ついた細胞の修復など、体にとって良いことが行わています。ゆらぎを感じるときこそ早めに布団に入りましょう。
ぐっすり眠るために、夕食は早めにすませる、眠る2時間前に入浴する、ヘッドマッサージやストレッチなどで心身の緊張をほぐす、眠る前はテレビやスマホを見ないなどの対策を。
仕事でもプライベートでも「今日やれることは明日に伸ばさない」を意識している方は多いもの。ですが、ゆらぎを感じるときは「休む勇気」を持ちましょう。
明日やれることならば、今日やる必要はありません。無理をせず、ゆったりした気持ちで過ごす日を作ってくださいね。
3回にわたって、春先のゆらぎケアをお伝えしました。毎年、この時期になると不調を感じる…という方は、ぜひ早めに対策して今年の春は笑顔であふれる季節にしてくださいね。
なお、「たかがゆらぎ」と甘く見ないで、症状が辛いときは専門医に相談するのも大切です。ゆらぎケアをしてもつらいと感じるなら、早めにクリニックに足を運びましょう。