- 週間ランキング
「良い美容液を使っているのに効果を感じない」「なかなか痩せない」という経験は、誰しもあるかと思います。そんな時は、口にするものや睡眠時間などを見直して、「インナーケア」に努めてみるのがおすすめですよ。
特に30代以降は、筋肉量の低下に伴って代謝が低下し、痩せにくくなったり、女性ホルモンの分泌量低下に伴って肌老化が進行しやすくなります。
スパイスは、体の内側からキレイになるさまざまな効果をもっています。
スパイスというと「カレー」というイメージが強いですが、実は他にも食事に取り入れやすいスパイスが沢山あります。スパイスの効果効能を知って、インナーケアに活かしてくださいね。
ターメリックとも呼ばれる、ウコン。ウコンというと二日酔い対策に良い印象が強いですが、実は強い抗酸化力があるのが特徴です。
肌は、体内で発生する活性酸素によって肌細胞が攻撃され、コラーゲンなどの生成ができなくなることで、老化していきます。ウコンのもつ抗酸化力によって活性酸素が除去されると、肌老化を防ぐことができます。
また、ウコンに含まれている「クルクミン」という黄色の色素成分には、炎症を抑える効果もあるのだそう。肌トラブルの予防にも役立つと考えられます。
カレーやパエリアにはもちろんのこと、ホットミルクにプラスするのが手軽でおすすめ。
ホットミルクに、ウコンとはちみつをお好みの量加えたらOK。体が温まる、美肌効果抜群のドリンクになりますよ。
アーモンドミルクやココナッツミルクでも美味しくできるため、ぜひ一度お試しください。
スパイスの中ではメジャーである、シナモン。シナモンには、血行を改善する効果があります。全身の細胞の新陳代謝が促されるため、美肌効果やアンチエイジング、免疫力UPなどの効果が期待できます。
また、シナモンを摂取すると汗をかきやすくなり、水分代謝が良くなるため、むくみを予防する効果もあるのだとか。むくみによる部分太りが気になる人や、夕方になると足がむくむという人は、シナモンを意識して取り入れてみると良いかもしれません。
紅茶やホットミルク、ラテにプラスすると、手軽にシナモンを取り入れられるのでおすすめです。
ドリンクだけでなく、かぼちゃやさつまいもなどの食材との相性も良いため、ソテーにしてシナモンパウダーを振りかけても◎。煮豚や豚の角煮などの料理にも、シナモンスティックを入れて煮込めば、いつもと違った高貴な味を楽しむことができますよ。
コリアンダーとは、カレーや肉料理などによく使われるスパイスです。パクチーと似ていますが、コリアンダーもパクチーも同じ植物から作られており、コリアンダーは「実」の部分を、パクチーは「葉」の部分が使われているのだそう。
コリアンダーには、「βカロテン」や「ビタミンC」「ビタミンE」などの抗酸化作用がある栄養素が含まれており、アンチエイジング効果や美肌効果が期待できます。
また、デトックス効果があり、体内に蓄積した重金属を体外に排出する働きがあるのだそう。腸内に溜まったガスを排出する働きもあるため、腸活効果も期待できますよ。
肉や卵などのタンパク質食品と相性が良いため、鶏つくねのタネにプラスしたり、豚肉のソテーに振りかけたり、王道ではありますがタンドリーチキンの下味に使うのがおすすめ。
じゃがいもと組み合わせても美味しいため、ジャーマンポテトの味付けに使うのも◎。
フェンネルには、利尿作用&発汗作用や、便秘を解消して、腸に溜まったガスを体外に排出する作用もあるのだそう。体内の水分・老廃物が排出されるため、代謝が良くなり、ダイエット効果が期待できるといわれています。
さらに、フェンネルの香りには食欲を抑える働きもあるため、食べ過ぎ防止にも役立ちますよ。
魚や肉と相性が良いため、鮭や白身魚のソテーの味付けに使うと良いでしょう。
また、フェンネルの甘い香りをいかして、ドリンクにするのもおすすめ。ハーブティーや紅茶にフェンネルパウダーをお好みの量プラスしましょう。はちみつを加えて飲みやすくしても◎。
フェンネルシードを使う場合は、スプーンの背で実を軽く潰して、香りを立たせましょう。
サフランには抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果が期待できます。
他にも、血管を広げて血行を促す働きがあるため、代謝を上げる効果や、老廃物を体外に排出してデトックス効果も期待できると考えられます。
また、サフランには冷え性や生理痛、イライラ感やストレスを和らげる効果もあるとのこと。冷えやすい人や、ストレスを抱えているという人には特におすすめですよ。
サフランライスやパエリアにはもちろんのこと、コンソメスープやリゾットにサフランをプラスすると、手軽に取り入れることができます。
また、温かいお湯または紅茶に、サフランをお好みの量プラスするだけでも◎。ハーブティーとしていただくことができますよ。ビタミンC豊富なレモンをトッピングしたり、飲みやすくはちみつを加えても良いでしょう。
いかがでしたか?
体に良い影響をもたらすスパイスですが、過剰摂取はかえって体に負担をかけることもあるため、「ほんのり香りがする程度」を目安に使用してくださいね。