- 週間ランキング
まず、ナチュラルな色だけでアイシャドウを終わらせると「なんだか物足りないかも?」と思うかもしれません。ですが、目もとの引き締めツールはアイシャドウだけでなく「アイライナー」や「マスカラ」もあります。
まずはアイライナー。普段アイシャドウの濃い色でしっかり引き締めている方は、アイライナーを工夫してみましょう!ただし、アイシャドウが薄いから…と、アイライナーを太くすると、せっかくの「垢抜け締め色レスメイク」が台無しになってしまいます。
まず、アイライナーはリキッドタイプでくっきりと線が残るものがいいでしょう。ブラウンやグレージュなど、ブラックより柔らかい印象の色がおすすめです。これらの色のリキッドアイライナーを、まつげの隙間を埋めるように目頭から目尻まで引きましょう。オフィスメイクやエレガントメイクの時には目尻を少し長めに引くのがおすすめです。
マスカラでもバランスを取るのがポイントになっていきます。まつげ1本1本を太く見せたり、束感をしっかり出してしまうとまつげに目が行き、どうしても濃いメイクに見えてしまいがちです。締め色を使わないメイクを楽しみたい時は、マスカラはボリュームタイプよりロングタイプを選ぶのがいいでしょう。
目安としては、ブラシは細くコンパクトで、マスカラ液にツヤがあり、サラリとしているものがおすすめです。また、コームタイプであれば繊細なセパレートまつげを作ることができるので、より垢抜けたナチュラルメイクに仕上げることができますよ。
ナチュラル色アイシャドウで今っぽさを出すなら、「囲み目」に仕上げるのがおすすめです。例えば、定番の引き締めの色で目尻側を「く」の字で囲むメイクは、目頭まで色が届いていなくても目もとの濃さや深みが出るのでなかなかナチュラルになりづらいです。
肌馴染みのいいベージュトーンや白っぽさのあるナチュラル色であれば、目頭から目尻まで、上まぶたと下まぶたをぐるりと囲んでも派手な印象になりづらく、今っぽいナチュラルな深みを出すことができます。
その際は、上まぶたはアイホール内側まで、下まぶたは涙袋の影より内側まで、とコンパクトにまとめるのがいいでしょう。
ここまで締め色を使わないメイクのポイントをお伝えしてきましたが、どんなナチュラル色パレットを選べばいいの?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
まずは4色パレットで「ベージュトーン」が揃ったものを選ぶといいでしょう。ダークチョコレートのような深みのある色が入ったパレットではなく、ミルクココア色から肌の色と一体化するぐらいのベージュ~ライトブラウンパレットは普段使いしやすいので1つあると便利です。
また、色味がはっきりしているものよりくすんだ色の方が肌色に馴染みやすく、囲み目メイクもこなれて見えます。ピンクもグレーがかったダスティピンク、パープルもグレイッシュなモーヴなどでチャレンジしてみてくださいね。
こちらは2023年春夏コレクションとして新しく発売されたアイシャドウパレット。左側に位置する色は締め色に使える深みカラーかと思いきや、ふんわり柔らかな質感で透けるような発色が特徴です。ナチュラルに色が出るので、柔らかく目もとを引き締めることができます。
右上のオレンジのみクリーム状になっていますが、馴染ませるとサラサラに。春らしい明るさの目もとに仕上げつつ、透けるようなブラウンとともに上下囲むと、春らしい上品な囲み目メイクが完成します!
こちらは昨年から筆者も愛用しているアイシャドウパレット。とても人気のカラーで、まさに旬の締め色レスメイクにはぴったりです。こちらも濃さのある色は見当たらず、ソフトな発色のくすみカラーが揃っています。
右側に位置するダークなカラーは目のキワに。左下のくすみピンクはアイホール内側まで広く馴染ませても腫れぼったくならず、大人上品なピンクメイクが楽しめます。
ピンクの柔らかさを損なわないダークカラーなので、カラーメイク初心者さんも使いやすいですし、よほどカッチリとした職場でなければオフィスメイクとしても活躍しそうです。
締め色を使わないメイクでも、他のアイテムで工夫したり、最新のアイシャドウパレットを駆使すれば、誰でも簡単にトレンドメイクを楽しむことができます。
ぜひ好みのナチュラル色パレットを探し、メイクのバリエーションを広げてみてくださいね!