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すると頭が壁につきにくく感じた場合、「猫背」になっている可能性が高いと言えます。
頭が壁につきにくく感じなくても、そこからバンザイをするように両腕を上げてみましょう。そうすると両腕が壁につきにくかったり、腰と壁の隙間が大きくなってしまった場合も、猫背になっている可能性が考えられます。
今はお腹まわりに悩まされていなくても、そのままにしておくと「ぽっこりお腹」に悩まされてしまうかもしれません!
ではなぜ姿勢が悪くなるとぽっこりお腹になりやすくなると言えるのでしょうか。
その理由は、背中が丸まった猫背の姿勢になると、腹筋の筋力が低下し緩んだ状態になるからです。
腹筋が緩んだ状態になると、骨盤が開きっぱなしになったりお腹まわりに脂肪がついてしまったりしてしまうので、ぽっこりお腹につながると考えられます。内臓が下垂することで内臓機能が低下し、便秘になりやすくなるだけでなく、緩んだ腹筋を覆うようにお腹まわりに脂肪がついてしまうのです。
このようなことから、姿勢が悪くなるとぽっこりお腹になりやすくなると言えるのです。
姿勢が悪くなる主な原因として、
という2つが考えられます。
運動不足によって姿勢を支える筋肉が弱くなってしまいます。すると、正しい姿勢を維持することができなくなってしまい、悪い姿勢になってしまいます。
前かがみの姿勢で長時間パソコン作業をしていたり、スマホを使っていたりすると、それが習慣化して姿勢が悪くなってしまいます。
先程お伝えしたように、背中が丸くなった猫背の姿勢をそのままにしておくと、ぽっこりお腹になってしまう可能性が高くなります。そうなると、お気に入りの洋服が着られなくなってしまうということも…。
そうならないようにするには、悪い姿勢をカラダに覚えこませないようにするために、デスクワークの合間に姿勢をリセットする必要があると言えます。
そこで、ここでは「デスクワークの合間に手軽にできるストレッチ」をお伝えしたいと思います。ツール不要でいつでもどこでもできるストレッチですので、お仕事の合間に是非行ってみてくださいね!
そうすることで「胸椎」と呼ばれる背骨の上部と胸の筋肉を同時に伸ばすことができ、猫背の姿勢をリセットすることができます。
このストレッチを猫背リセット効果につなげるには、上体を軽く後ろに傾けることがポイントとなります。
その際、左右の肩甲骨の間にある背骨の部分(胸椎)から上体を軽く後ろに傾けるようにします。
くれぐれも腰や首から上体を後ろに倒すことがないようにしましょう。
上記のストレッチだけでも効果が期待できますが、これからお伝えする2つのストレッチを行うと更に効果的です。
左右それぞれ、胸の筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けます。そうすることで筋肉の緊張を緩め、柔軟性を高めることができます。
胸をしっかり張るようにすることがポイントです。
そうすることで背中の筋肉である「広背筋」をストレッチすることができます。
やはり背中の筋肉が心地よく伸ばされていることが感じられる強度で、30秒間伸ばし続けるようにします。
余裕があれば、手幅を狭くして両腕で頭を挟むようにしてみましょう。
筋肉を伸ばす際には、反動や弾みをつけないようにしましょう。
今回は、デスクワークの合間に行っておきたい、オフィスで手軽にできる姿勢改善ストレッチをご紹介しました。
猫背の姿勢をリセットすることで得られる効果は、ぽっこりお腹の予防だけではありません。なんとお仕事の効率をアップさせることもできます!
なぜなら姿勢が良くなると呼吸が深く行えるようになり、脳にも十分な量の酸素が行き届くようになるからです。
ストレッチで姿勢をリセットすると胸郭(心臓や肺を囲んでいるカゴ状の組織)が広がるので、深い呼吸が可能になります。すると脳にも十分な量の酸素が行き届くようになり、お仕事の効率アップにもつながると言えるのです。
尚、猫背の姿勢を改善させるために行っておきたいエクササイズに関しては、【たった5分で「猫背」をリセット!プロがお勧めするストレッチ&エクササイズ】でお伝えしておりますので、是非併せてお読みください!