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手荷物やインテリアのみならず、肌のお手入れにも“ミニマル”な考え方が浸透しつつある近年。できる限りスキンケアのプロセスを省き、肌が欲している美容成分を見極めながらあえて簡素なお手入れを行うという動きが高まっています。
むやみに栄養を与え過ぎないことで肌への負担も軽減され、「落とす(クレンジングや洗顔)」「潤す(化粧水や乳液)」「守る(クリームや日焼け止め)」という初歩的な3ステップを遵守しておくだけで、眠っている肌本来の底力を目覚めさせることができるはず。
複数のスキンケアや美顔器を使い分けることに疲れてしまったとき、絶えず目まぐるしく移り変わる美容界のトレンドに息が詰まりそうになったときには、思い切って肩の力を抜いたお手入れにシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか。
原材料の透明性をとことん追求した、スペイン発のヴィーガンスキンケアブランド“SKIN SAPIENS(スキン・サピエンス)”。
年齢に関係なく家族全員で使用することができるフェイスクリームや洗顔料など、低刺激で無駄のないミニマルなスキンケア製品が取り揃えられています。
さらにパッケージにはリサイクル素材を採用している他、売り上げの1%を環境保護団体へ寄付するなど美しい地球を守るための活動にも注力。
ハリウッドでトップを走り続ける実力派女優Scarlett Johansson(スカーレット・ヨハンソン)が手掛ける、スキンケアブランド“The Outset(ザ・アウトセット)”。
手が届きやすい価格帯でありながらも、肌本来の自己治癒力をブーストする天然由来成分を惜しみなく使用しているのが特徴で、健康的な美肌づくりに一役買ってくれること間違いなしのミニマルなスキンケア製品で構成されています。
また肌に悪影響を及ぼす可能性がある「パラベン」「フタル酸エステル」「硫酸塩」などは一切添加せず、繰り返しボトルを使い続けられるように詰め替え用のパウチが販売されていたりと、使い手だけではなく地球環境への配慮も申し分なし。
ロサンゼルス発のヨガウェアブランドが手掛ける、トップモデルたちにも愛用者が多いヴィーガン処方のスキンケアライン“Alo Glow System(アロ・グロー・システム)”。
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダで若返りの果実と呼ばれる「アムラ」を全製品に配合しているのが特徴で、エイジングに多角的に働きかけながら肌本来のバリア機能を高める、見た目にもミニマルなスキンケア製品が展開されています。
「パラベン」「鉱物油」「フタル酸エステル」「アルミニウム」「染料」などを一切添加しないという厳格な規制ガイドラインに沿って製品づくりが行われているため、安全性の高さも折り紙つき。
低刺激な植物由来成分で肌本来の力を引き出すことを目標に、ミニマルスキンケアを提唱する韓国発のスキンケアブランド“BE PLAIN(ビープレーン)”。
鎮静効果のある「ツボクサエキス」を84.5%以上配合したアンプル(高濃縮美容液)や、肌にも海洋生態系にも配慮したトーンアップ効果のある日焼け止め、目もとのみならず顔全体に使用することができる高保湿なアイクリームなど、お財布に優しい価格帯でありながらも高い製品力を誇ります。
さらに製造過程において動物実験を行わず、生分解性のエコフレンドリーなパッケージ素材を採用しているのも使い続けたくなるポイント。
世界のファッションシーンで活躍するメイクアップアーティストが自身の名を冠して1996年に立ち上げた、アメリカ発のビューティーブランド“LAURA MERCIER(ローラ メルシエ)”。
「ローズウォーター」「スターフラワーオイル」「海底地下水」などフランス原産の厳選素材をふんだんに用いたスキンケアシリーズを展開し、短時間で完結するミニマルなスキンケアステップでメイクが華麗に映える素肌美を約束してくれます。
心身の緊張感を優しく解きほぐしてくれるような、自然豊かな南フランスを思わせる華やかな香り立ちにも心酔。
美容医療に頼ることなく本物のヘルシーな美肌を手に入れるためには、歳を重ねるにつれて少しずつ変わりゆく肌の“声”にしっかりと耳を傾けながら、本当に必要なお手入れだけを足し引きしていくことが必要不可欠。
お手入れにかかる時間を短縮しながら心にゆとりをもたらし、生まれ持った肌の潜在能力を覚醒させることができるミニマルなスキンケアステップをぜひ皆さんも実践してみてください。