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食材や治療薬として古来より重宝されてきた「よもぎ」は、健康維持に大きく役立つのはもちろんのこと、美容面や婦人科系の不調においても目覚ましい効果を発揮してくれることから、年齢を問わず美活に励む女性たちの間で根強い人気を誇っている万能薬草。
急な温度変化によって肌や身体の免疫が著しく低下する真冬の救世主とも言える存在で、心身を慈しみながらヘルシーな美しさを維持していく上で一役買ってくれるはずです。
漢方薬のひとつとしても知られる「よもぎの葉」には、下記の栄養素がバランス良く含まれています。
よもぎに含まれる爽やかな精油成分「シネオール」や「α-ツヨン」には、ストレスなどによる緊張感や苛立ちを抑えながら自律神経の乱れを調整する働きがあり、不眠症や慢性的な倦怠感の改善にも大きく貢献してくれます。
多忙を極める日々のなかで心と身体の疲れがピークに達したときには、木綿袋に入れた「よもぎ」の葉を浮かべた湯船に浸かり、ゆっくりと鼻から息を吸い込みながら瞑想するのが効果的。
芳香によるリラックス効果が得られるのはもちろんのこと、高い温熱効果によって湯冷めを防ぎながら辛い腰痛や肩凝りを改善することができます。
移り変わりが激しい美容業界でも、流行りに左右されることなく支持され続けている「よもぎ」。目覚ましい抗炎症作用を発揮することから、敏感肌に悩まされる方が増加している現代でさらに注目が集まっています。
ニキビや痒み、シェービング後の炎症、マスク生活や季節の変わり目による肌荒れを鎮めたいときにも大活躍。
約600年前から韓国に伝わる伝統的な民間療法である「よもぎ蒸し」は、よもぎや薬草を煎じた蒸気を経費吸収率の高いデリケートゾーンの粘膜に直接当てることで子宮を温め、身体に溜まった毒素の排出を促しながら女性特有のお悩みや肌荒れを解消するという美容温浴法。
近年では鍼灸院やサロンのみならず、必要な道具を買い揃えて自宅でコンスタントに行っている方も増加しています。
※生理中、妊娠中(安定期になるまで)、出産月間近、よもぎアレルギー、発熱時、医師から身体を温めることを禁止されている方はNG。
※よもぎ蒸し中は、こまめな水分補給を行う。
韓国ソウルの北西に位置する海に囲まれた「江華島(カンファド)」は、気候や土壌において栽培に最適な条件を備えているよもぎの生産地として広く知られています。
冷涼な雪溶け水が田畑に豊かな恵みをもたらす「新潟県上越地方」は、国産原料の最高級よもぎの国内シェア70%を占める全国有数の生産地です。
香ばしい「エスプレッソ」に「豆乳」を加えた温かいソイラテ。そこへ香り高い「よもぎ粉末」を混ぜ合わせることで、豊かなフレーバーに心癒されながら不足しがちな食物繊維やタンパク質を効率良く摂取することができます。
「よもぎ粉末(5g)」「くるみ(お好みの分量)」「米粉(120g)」「アーモンドミルク(130g)」「卵(2個)」「米油(大さじ1)」「てんさい糖(25g)」「ベーキングパウダー(小さじ2)」を混ぜ合わせた生地を型に流し込み、オーブンで30分ほど焼くだけでダイエット中のおやつにも最適な和風のパウンドケーキが完成。
混ぜ合わせた「よもぎ(みじん切り20g)」「やまいも(すりおろし50g)」「卵(2個)」「じゃこ(25g)」「こしょう(少々)」「かつお節(10g)」をフライパンに流し入れ、中火で焼き上げれば栄養満点な朝食の一品に。
ヘルシーな肌や髪を育てる上で欠かせないカルシウムやビタミンも一気に補給することができ、生理中に多い貧血の予防にも大きく繋がります。
本格的な寒さを迎えようとしている今だからこそ、女性の健康美を制すると言っても過言ではない「よもぎ」を生活のなかに取り入れてみてください。