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海外モデルのKendall Jenner(ケンダル・ジェンナー)やTaylor Hill(テイラー・ヒル)のように、流行りに関係なく洗練されたムードを漂わせることができる“暗髪”。
とはいえ意外にメイクアップとのバランスを取るのが難しく、顔だけが浮いた仕上がりになってしまったり、実年齢よりも老けて見られるといったお悩みの声も少なくはありません。
暗髪だからこそ際立つシャープな目鼻立ちや肌の透明感を活かしながら、違和感を残すことなく映えるメイクアップを施すためには、「色選び」や「抜け感づくり」を意識することが大切。さっそくその具体的な方法を見ていきましょう!
暗髪にさらなるモードな印象を纏わせるなら、深みのあるソフトマットな「バーガンディリップ」を取り入れてみるのがおすすめ。
このときブラシを用いて上唇の輪郭を丸くオーバー気味に縁取り、アイメイクはあえてヌーディーに仕上げておくことで、近寄りがたい強めな雰囲気を回避することができます。
タイトに結んだポニーテールやジャケットスタイルとの相性も抜群で、子供っぽさや野暮ったさを感じさせないクラシカルな表情を演出することができるはず。
限りなくナチュラルに暗髪に映える仕上がりを目指すなら、まつ毛と眉以外を「ベージュメイク」で統一するのがベター。
とはいえ影の薄い平面顔に見えてしまわないよう、自然な立体感を引き出すための下記のひと手間が欠かせません。
複数の色を使わずとも、“影の立役者”であるベージュを主役として取り入れるだけで、カジュアルでありながらも芯のある聡明な顔立ちにアップデートすることができます。
アイシャドウ・チーク・リップを肌馴染みの良い「ヌーディーピンク」でワントーンにまとめるだけで、お堅い印象を持たれがちな暗髪でも浮いてしまうことなくキュートな雰囲気に早変わり。
漆黒のアイラインを目尻から跳ね上げるように引くことで、甘辛いコントラストがさらに相まって、その魅惑的なギャップに異性からの評価も急上昇するはずです。
目尻にのみやや跳ね上げた太めの「ホワイトアイライン」を引くことで、空気の澄んだ冬に似合う儚げな存在感が生まれ、シンプルでありながらも暗髪とのモノトーンなコントラストによって目元がより強調されるという嬉しいメリットも。
抜け感を作るためには頬や口元はあえてカラーレスに仕上げ、まつ毛上下には漆黒のマスカラをたっぷりと塗布しておきましょう。
自然界が織りなす絶景を彷彿とさせる秋冬らしい「アースカラーメイク」を暗髪で取り入れるなら、ベースメイクはあえて素肌感を残したままにしておくことが鉄則。
その上で凛としたカーキのカラーマスカラと、夕陽のように温かみのある健康的なオレンジチーク、そしてみずみずしい艶めきを放つシアーなオレンジリップを組み合わせることで、ボーイッシュな装いにも映える生き生きとした表情を引き出してくれること間違いなしです。
暗髪のお堅いイメージを打ち消しながら柔らかな親しみやすさを演出するなら、「ピンクブラウン」のアイブロウペンシルで緩やかなアーチ眉を描くのがおすすめ。
ほんのりピンクみを帯びていることによって、人懐っこさのなかに媚びない色っぽさも感じられ、マスク姿のままでも他者に高い好感度を与えることができるはずです。
ドレスアップしてお出掛けしたい日に重宝するのが、ジュエリーのように光り輝きながら暗髪に華を添える「ゴールドアイシャドウ」。
ボリュームタイプのマスカラで華麗に飾ったまつ毛と、お風呂上がりのようにみずみずしく透け感のあるベースメイク、そしてベージュ系のチークとリップを組み合わせることで絶妙な調和が生まれ、ホリデーシーズンにも相応しいドラマティックな仕上がりを実現することができます。
品格と知性が感じられ、メイクアップ次第でさまざまな印象を自在に作り出すことができるのが“暗髪”ならではの魅力。
今回ご紹介したメイクアップの仕上げ方を、ぜひレパートリーに追加してみてください。