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基礎代謝を上げて痩せやすい体づくりに有用とされるファスティング。美容やダイエットに関心がある方なら、一度は耳にしたことがある言葉のはず。
ファスティングとはプチ断食のことで、食事をまったく摂らない「完全断食」とは別物です。(※注意:完全断食は素人が独自におこなうと健康を損なうおそれがあります。挑戦する場合は、必ず、医師やプロの指導のもとで!)
プチ断食用のドリンクを飲めるので、初心者でも取り組みやすいのがポイント。
それでは、プチ断食のメリットを見ていきましょう。
プチ断食をすると基礎代謝がUPして、ダイエットにはずみがつきます。また、味覚がリセットされるので、「甘いものが食べたい」「たくさん食べたい」という悪しき食べグセ改善にも役立つので、食事コントロールが上手にできるように。
なお、「プチ断食で-3kg痩せた!」など、キャッチーな言葉が並ぶ記事も見かけますが、プチ断食は、体重を一気に減らすためのものではありません。あくまでダイエットをサポートするものと考えましょう。
基本のプチ断食は3日間で行います。つまり、たった3日頑張るだけでOKなんです。
「3日も断食なんて、頑張れない」と思う方もいるかもしれませんが、完全に固形物を摂取しないのは1日だけ。初心者でも挑戦しやすいですよ。
和食中心だった昔と比べて、豊食の時代を生きる私たちは、栄養が過剰摂取になりがち。内臓は消化や吸収のため、常に忙しく働いています。
プチ断食をすると固形物を摂取しないので、普段、バリバリ働いている内臓を休められます。
内臓が休められると、今まで消化・吸収にあてられていたエネルギーが、排泄のために使われるようになります。プチ断食後は、体の内側にたまった不要なものがリセットされます。
プチ断食中は、専用のドリンクを飲んで過ごします。それでは、どんなドリンクを飲んだらよいかをチェックしておきましょう。
市販のプチ断食ドリンクを使うと手軽なので、とりあえずプチ断食にトライしてみたいという方は試してみるのもよいでしょう。
野菜や果物を発酵して作られた酵素ドリンクなら、プチ断食中でも活動に必要なエネルギーが摂取できます。
ただし、購入の際は原材料に注意が必要。市販品の場合、人口甘味料や香料、増粘剤、保存料、合成着色料などが含まれるケースがあります。
せっかく内臓を休めて体内をリセットするのですから、添加物は可能な限り避けるのがベター。
原材料表示を確認し、野菜や果物の名前、または「植物発酵物」という記載が最初に書かれた商品を選びましょう。また、無添加の商品やオーガニック原料にこだわっているドリンクもおすすめです。
とはいえ、自分で作ったほうが添加物を減らせますし、生の酵素を摂取できます。できる方は自家製スムージーを作ってみてはいかがでしょうか。
市販品や手作りのスムージーだと、たんぱく質が摂取不足になりがち。普段、運動をしていない方は、筋肉量を減らしてしまう可能性があります。痩せやすい体作りに筋肉は必須ですから、プチ断食中も上手にたんぱく質を摂取したいもの。
そんなときにおすすめなのが、筆者がスポーツトレーナーの方に教わったプロテインドリンクです。筆者はプチ断食をするときは、いつもこのドリンクを活用しています。
材料をシェーカーに入れて、しっかり混ぜれば完成。材料はスーパーなどで手に入れやすく、作るのも簡単ですよ。
アミノ酸やオリゴ糖などを含む豆乳や、「飲む点滴」と言われ、栄養豊富な甘酒がベースなので、プチ断食中でも体に必要な栄養を補えます。
また、ソイプロテインのおかげでとろみが出るので、腹持ちも良いです。
基本の3日間のプチ断食法を紹介します。あくまで一例ですが、参考にしてください。
いきなり固形食を経つと、断食日が辛くなります。前日は断食に向けて準備しましょう。
いよいよ、断食当日です。少し大変かもしれませんが、頑張りましょう。
断食日に固形物を食べていないので、いきなり通常食にすると内臓がびっくりしてしまいます。少しずつ、胃腸をならしていきましょう。
朝食にプチ断食ドリンクを飲み、夕食は軽め&消化の良い食事にする方法もあります。自分に合うメニューを調べてみてくださいね。
ダイエットがうまくいかない、食べすぎが続いた、ストレスで食べすぎてしまう。そんなときは、プチ断食に挑戦してみましょう。
「プチ断食にトライ(2)食べグセをなくしてデブ体質リセット!【実践編】プロテインドリンクでプチ断食」では、プチ断食の注意点、実際に筆者がプチ断食をしたときの体験談を紹介します。本記事と合わせてチェックしてくださいね。