三角筋を鍛えることは、なで肩の改善にも効果が期待できます。腕の重みで下がりがちな肩をサポートする筋力をアップすることができるからです。
すると見た目だけではなく、肩こりの軽減にもつなげることができます。
そして三角筋を鍛えることで基礎代謝がアップし、ダイエット効果につなげることができます。
なぜなら三角筋は、上半身の中で最も筋断面積が大きい筋肉だからです。そのため三角筋を鍛えることで効率よく筋肉量を増やすことができ、基礎代謝アップにつなげることができると言えます。
基礎代謝を高めるとエネルギー消費量もアップするので、ダイエット効果につなげることができると言えるのです。
それでは、三角筋を鍛えるにはどのようなエクササイズを行えばよいのでしょうか。ここでは、ご自宅でも手軽にできて、なおかつ高い効果を得ることができるエクササイズを5つご紹介したいと思います。
エクササイズを行うにあたりご用意していただきたいものは、ウエイトとなる10回挙上可能なダンベル一組、もしくは水の入った500mlペットボトル2本だけです!あと水分補給用のお水と、汗拭き用のタオルもあるといいですね。
トレーニング中のケガを防ぐために、周りに障害物がないことを確認した上でトレーニングを行うようにしましょう。
三角筋に加えて、腕の筋肉である「上腕三頭筋」も鍛えることができます。
10回を1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セット行います。
三角筋への効果を高めるには、上腕部で頭を挟むようなイメージで、頭上までしっかり上げるようにすることがポイントです。
動作中は、グリップの真下に肘が常に位置するようにします。
やはり10回を1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セット行ってみましょう。
基本的には「ショルダープレス」と同じですが、頭を壁に近づける動作をできるだけゆっくり行うようにします。そうすることで、三角筋に大きな刺激を与えることができるからです。
肩関節のみが関与する「単関節運動」となるので、三角筋に特化したエクササイズとなります。特に三角筋中部線維を鍛えることができます。
10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。
肘は伸ばし切らず、軽く曲げておくようにします。肘を伸ばし切ってしまうと、負荷を筋肉ではなく関節や骨で受け止めることになってしまうからです。
そうすることで三角筋後部線維を鍛えることができます。
10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。
肩関節を支点に肘をカラダの後方に向かって開くように動かすことで、三角筋後部線維に効かせることができます。
やはり肘は伸ばし切らないようにしましょう。
上腕部を側方に上げる動作を繰り返すので、三角筋中部線維を鍛えることができます。
10回を1分間の休憩を入れながら、3セット行います。
肘でウエイトを引き上げるようにすることで、三角筋中部線維に効かせることができます。
ウエイトを上げる際は、背中を反らさないように注意しましょう。背中のラインはまっすぐな状態をキープするようにします。