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筋肉量を増やすためには筋トレを行う必要がありますが、ただやみくもに行っても筋肉量を増やすことはできません。
筋トレで筋肉量を増やすためには、「成長ホルモン」を分泌させることがポイントとなります。成長ホルモンには、筋肉や骨の成長を促す成長作用があるからです。
成長ホルモンを分泌させるには、血液中に乳酸を蓄積させる必要があります。乳酸は、中程度の強度でセット間の休憩は短めにし、セット数は多めにして筋トレを行うと蓄積されるようになります。
そこで、12~8回反復可能な強度で1分~1分半の休憩を入れながら、3~6セットで筋トレを行うようにします。
それでは「痩せやすいカラダに変えたいけれど筋トレが苦手…」という方でも、無理なく取り組める筋トレプログラムをご紹介していきましょう。今回ご紹介する筋トレプログラムは、30分あればできるものです!
筋トレを行うにあたりご用意していただきたいものは、次の3つだけです。
トレーニング中のケガを防ぐために、半径1メートル以内に障害物などがないことを確認した上でトレーニングを行うようにしましょう。
そうすることで、お尻の筋肉である「大殿筋」と、太ももの筋肉である「ハムストリングス」、「大腿四頭筋」を鍛えることができます。
10回を1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セット行うようにします。
膝に負担をかけずにターゲットとなる筋肉に効かせるには、お尻を軽く後ろに突き出すことがポイントです。後ろに突き出したお尻を下ろすようにすると、膝が前に突き出しにくく、なおかつお尻の筋肉に効かせやすくなります。
但し、お尻を後ろに突き出しすぎないようにしましょう。腰の反りが強くなって腰を傷める原因となってしまうからです。あくまでも軽く後ろに突き出すようにしましょう。
股関節の曲げ伸ばし動作が繰り返されるので、主に大殿筋とハムストリングスに効かせることができます。
10~15回を1分~1分半の休憩を入れながら、3セット行います。
「お尻の筋肉ではなく腰に効いてしまう…」という場合、股関節ではなく腰を反らす動作で行ってしまっていることが考えられます。そこで、肩甲骨を床から離さないようにして行ってみましょう。すると、腰ではなくお尻の筋肉に効くようになります。
そうすることで胸の筋肉である「大胸筋」と、肩の筋肉である「三角筋前面」、腕の筋肉である「上腕三頭筋」が鍛えられます。
10回を1分~1分半の休憩を挟みながら、3~6セット行うようにします。
胸の筋肉に効かせるためには、「肩甲骨」と「肘」がポイントとなります。具体的には、肩甲骨を内側に寄せたまま、外に開いた肘をカラダの前で閉じるように動かすようにします。
腰が反らないように、頭から足までを結ぶラインが一直線となるようにしましょう。
そうすることにより、三角筋と上腕三頭筋を鍛えることができます。
10回を1分~1分半の休憩を挟みながら、3セット行います。
頭上まで上げたら、手のひら同士を向き合うようにしましょう。そうすることで三角筋をより収縮させることができる上、肩への負担を軽減させることができるからです。
三角筋に効かせるためには、常にグリップの真下に肘が位置するようにします。
そうすることで、「腹直筋下部」と「腹横筋」という2つの腹筋が鍛えられます。
15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。
お腹の力を緩める際は、ゆっくりと行うようにしましょう。
お腹の力を使って腰を床に押し付ける際は、呼吸が止まらないようにしましょう。
今回は、「筋トレが苦手…」という方でもムリなく取り組める「基礎代謝を上げて痩せやすいカラダに変える筋トレプログラム」をご紹介しました。
筋トレは行えば行うほど成果が現れるようになるので、筋トレの楽しさが感じられるようになります!
「筋トレを行うとムキムキなカラダになるのでは…」という言葉をよく耳にしますが、安心してください!ムキムキなカラダにはなりません。むしろ、引き締まった、メリハリのあるカラダに変えることができます!
それだけではなく、女性が筋トレを行うことで得られるメリットはたくさんあります。そこで次回は、「女性が筋トレを行うことで得られるメリット」についてお伝えしようと思いますので、楽しみにしていてください!