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プチ断食は、半日~2日間程度、断食をおこないます。断食中は固形物を摂取せず、水などの飲み物だけをとる、というやり方になります。まったく何も摂取しない、というわけではありません。
長期間の断食は、専門家の指導がなければ体に負担になるため難しいですが、プチ断食は手軽におこなえるため、体に合う人にはおすすめのダイエット法です。
プチ断食をおこなうと、以下のようなメリットが得られます。
断食することで胃や腸を休ませることができるため、消化・吸収能力を高めることができ、新陳代謝が活発になるといわれています。
さらに、食事を摂取しないため、余分な脂肪が燃焼され、太りにくい体になるのだそう。
空腹を感じると、腸の動きを活発にさせる酵素「モチリン」が分泌されます。そのため、断食をすると排便がスムーズにおこなわれるため、便秘を解消することができます。
また、便秘によって起こる肌トラブルも改善することができるといわれています。
週末プチ断食は、金曜日~日曜日におこないます。
昼食は腹八分目にし、夕食は通常の食事の半分量にします。揚物や脂身が多い肉類や、刺激物の摂取を控え、消化に良いメニュー(うどんなど)にしましょう。
また、寝る3時間前までに食事を済ませておきましょう。
固形物を摂取せず、水などの飲み物だけで過ごしましょう。
食事から水分を摂らないため、1日に2~2.5リットルを目安に、飲み物から水分を補給してください。
プチ断食が終了しても、すぐに通常の食事に戻さないようにしてください。胃の中が長時間空っぽの状態だったため、いきなり通常の食事に戻すと内臓が驚いてしまいます。
朝食には、まずは重湯やクタクタに似た野菜のスープなどから食べ始めましょう。昼食・夕食で、徐々にお粥や固形の野菜スープにレベルを上げて、週明けからはいつもの食事に戻していきましょう。
野菜に含まれるカリウムや食物繊維などの栄養素を摂取することができます。
プチ断食中は食事から栄養素を摂取できないため、栄養価が高い野菜ジュースは断食中の飲み物におすすめです。
小松菜やりんごなどを使って、スムージーを作るのもおすすめ。好みの味に作ることができますし、野菜ジュースと同様、野菜やフルーツの栄養を摂取することができます。
もの足りない場合は、豆乳やヨーグルト、牛乳をプラスすると、腹持ちが良く、満足感を得られるスムージーになりますよ。
炭酸水は、炭酸ガスがお腹の中で膨らむため、満足感を得やすい飲み物です。水ではもの足りなさを感じる場合には、炭酸水を試してみましょう。
レモン汁をプラスすると、すっきりとした味わいになるため、ひと味違った美味しさを楽しむことができますよ。
具なしの味噌汁も、プチ断食中におすすめです。味噌には乳酸菌や、大豆由来のタンパク質やイソフラボンなどが含まれているため、それだけで美容や健康に役立ちます。
味噌の香りを嗅ぐだけでも、気持ちが落ち着くため、穏やかな気持ちでプチ断食に取り組むことができますよ。
ルイボスティーには抗酸化作用があるため、美肌づくりやアンチエイジングにも効果的です。
プチ断食中に美容効果の高いルイボスティーを飲んで、さらに体の内側から美しくなることができると思います。
めまいやふらつきなどを感じる場合は、中止しましょう。また、プチ断食中、激しい運動は控えましょう。
持病がある方や、薬を服用している方は、必ず主治医に相談してからおこなってください。
体質を改善したい場合には、プチ断食は定期的におこなうのが良いのだそう。プチ断食を月に2回ほどおこなうと、3ヶ月経てば体の変化を感じられるといわれています。体質を変えたい人は、ぜひ定期的に週末だけプチ断食をおこなってみてください。
いかがでしたか?
週末だけでもプチ断食をおこなうと、体がスッキリするため、また活力のある平日を過ごすことができるかと思います。さまざまなダイエット法がありますが、週末のプチ断食が体に合う人は、ぜひ参考に取り組んでみてくださいね。