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むくみが生じると、細胞間に溜まった不要な水分によって熱が逃げやすくなってしまいます。また、血流が悪くなると、全身に熱を送り届けることができなくなってしまうことから、冷えやすくなります。
このようなことから、冷えとむくみは血液とリンパ液の流れの不良が原因で生じる問題と考えられます。
冷えと脚のむくみはそのまま放置せずに、できるだけすぐに解消させておく必要があると言えます。
なぜならこれらを放置しておくと、「体脂肪増加」や「下半身太り」といった問題をもたらしてしまうと考えられるからです。
冷えるということは体温が低下してしまうので、代謝が低下してしまいます。そのため脂肪がつきやすくなり、体脂肪増加につながってしまいます。
また、脚のむくみもそのままにしておくと、脂肪がついてしまって「下半身太り」をもたらしてしまうことになります。
「冷えとむくみはそのまま放置せずに、できるだけすぐに解消させておく必要がある」とお伝えしましたが、ではその2つを解消させるにはどうしたらよいのでしょうか。
この2つは、血液とリンパ液の流れの不良によって起こるので、血液とリンパ液の流れを改善させることで解消につなげることができると言えます。
血液とリンパ液の流れを改善させて、冷えとむくみを解消に導く方法があります。それは、「ふくらはぎの筋肉を鍛えること」です。
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれており、下肢の末梢部に滞留した血液やリンパ液を中枢部に向かって送り出す「筋ポンプ作用」があるからです。
ふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズに、「カーフレイズ」というものがあります。これはダンベルやチューブなどトレーニングツール不要で、場所も問わずにできるエクササイズですので、是非トライしてみてください!
この動作を15~20回繰り返していきます。合間に1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。
このエクササイズを行うことで、ふくらはぎの筋肉である「下腿三頭筋」の収縮力を高めることができ、筋ポンプ作用のアップにつなげることができます。
ふくらはぎの筋肉に効かせるには、できるだけ高くかかとを上げるようにすることがポイントです。
そしてすぐにかかとを下ろすのではなく、ふくらはぎの筋肉が収縮していることが感じられるところで1~3秒間静止させることで、ふくらはぎの筋肉に十分な刺激を与えることができます。
左右のつま先が正面に向いていることを確認した上で行うようにしましょう。
エクササイズ中、膝は伸ばしたままで行うようにします。
冷えと脚のむくみを解消させるために、カラダを締め付ける服や下着を着用している方はいらっしゃいませんか?
冷えと脚のむくみ解消にカラダを締め付ける服や下着を着用するのは、あまりお勧めできません!なぜならば、血液とリンパ液の流れが妨げられてしまうことになるからです。
冷えと脚のむくみを解消できたと感じたとしても、根本原因が改善されていないままなので、その利用を止めてしまうと結局は元の状態に戻ってしまうことになります。
今回は、多くの女性を悩ませている冷えと脚のむくみを一気に解消に導く1つの方法として、「ふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズ」をご紹介しました。
エクササイズは、最低でも週3回行うようにしましょう。そうすると、冷えと脚のむくみの解消につなげることができます!
ふくらはぎの筋肉も普段使われることのない筋肉なので、どんどん筋力が低下してしまいます。その結果、筋ポンプ作用が低下して血液とリンパ液の流れの不良をもたらし、冷えとむくみを起こしてしまうのです。
手軽にできる上、動作がシンプルで覚えやすいので、どなたでもムリなく取り組めるエクササイズです。
冷えと脚のむくみでお悩みの方は、早速試してみてくださいね!