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それでは、スッキリしたデコルテラインを作るためには、具体的にどのようなエクササイズを行っていけばよいかお伝えしていきましょう。
今回は、ご自宅でもできる3つのエクササイズをご紹介します。ご用意していただきたいものは、以下の4つだけです。
尚、トレーニング中のケガを予防するために、周りに障害物などがないことを確認した上でエクササイズを行うようにしましょう。
10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行います。
腕立て伏せで大胸筋に効かせるには、肩甲骨をしっかり内側に寄せた上で上腕部の開いて閉じるという動作を行うようにすることがポイントです。そうすることで大胸筋を大きく伸縮させることができるようになり、大胸筋に十分な刺激を与えられるようになります。
「膝つき腕立て伏せでは10回もできない…」という場合は、「壁を使った腕立て伏せ」を行うようにしてみましょう。
床が壁に変わっただけで、やり方は全く同じです。足の位置が壁から離れれば離れるほど強度が高くなります。
10回前後反復可能な強度で1分間の休憩を入れながら、3セット行います。
腕立て伏せと同様、肩甲骨を内側にしっかり寄せた状態で上腕部の開閉動作を行うことで、大胸筋に効かせることができます。
エクササイズ中は両肘を軽く曲げておくようにします。両肘を伸ばし切ってしまいますと、筋肉ではなく関節でウエイトを受け止めることになってしまい、関節への負担が大きくなってしまうからです。
10回を1分間の休憩を入れながら3セット行います。
パームプッシュで大胸筋に効かせるには、肩甲骨を内側に寄せたまま左右の肘を胸の前で合わせるつもりで上腕部を閉じるようにします。
肘の位置が高すぎると肩に効いてしまうので、両肘の高さは胸の一番低い位置に合わせるようにします。
この3つのエクササイズを行うだけでも十分に大胸筋を引き締めることができ、スッキリした胸もとのラインを作ることができます!
大胸筋エクササイズの効果を高めるコツは、肩甲骨をしっかり内側に寄せることです。なぜなら肩甲骨が外に開いてしまうと、大胸筋ではなく肩の筋肉である「三角筋」や腕の筋肉である「上腕三頭筋」に効いてしまうことになるからです。
ここで、大胸筋エクササイズを効果的なものにするために行っておきたいストレッチを一つご紹介しておきましょう。
前腕部のラインを顔の前で合わせて肩甲骨を外に開いたところから(写真左)、前腕部を開いていきながら肩甲骨を内側に寄せていく動作(写真右)を10回繰り返していきます。
肩甲骨を内側に寄せる動きを、少しずつ大きくしていくようにすることがストレッチ効果を高めるコツです。
このストレッチを行った上で大胸筋エクササイズを行うと、肩甲骨をしっかり内側に寄せやすくなり、大胸筋引き締め効果を高めることができます!早速トライしてみてくださいね!