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それでは腰まわりについた、気になる脂肪を落とす方法を3つご紹介していきましょう。
腰まわりに脂肪がついてしまう背景として骨盤の歪みが考えられるので、それを落とすためには骨盤の歪みをリセットする必要があります。
そこでまずはストレッチで骨盤の歪みをリセットしていきます。
骨盤には、「前後に傾ける」「左右に傾ける」そして「左右に捻る」といった動きがあるので、3つのストレッチを行っていきます。いずれも前後左右に動かしていく「動的ストレッチ」です。
動きにくく感じる方があれば、動きにくい方だけを更に10回動かすようにしましょう。
例えば「骨盤前後のバランスを整えるストレッチ」で、腰を丸める動作がやりにくいと感じた場合は、背中をまっすぐにしたポジションから背中を丸める動作だけを10回行うようにします。
また、動作はゆっくりと、少しずつ動きを大きくしていくことが可動域を広げるコツです。
四つん這いの体勢になり、腰を軽く反らせてから腰を丸めていく動作を10回繰り返します。
イスに腰掛けて両手を頭の後ろに組み、上体を真横に左右交互に倒す動作を10回繰り返します。骨盤が動かないようにします。
両膝を立てて仰向けになり、骨盤を捻ることで両膝を左右交互に倒す動作を10回繰り返します。両肩が床から離れないようにしましょう。
ストレッチで骨盤の歪みをリセットしたら、「腰まわりの筋肉をつけるエクササイズ」を行っていきます。そうすることで腰まわりを引き締めることができる上、脂肪がつきにくくなるからです。
具体的には、わき腹の筋肉である「内腹斜筋」と「外腹斜筋」を鍛えるエクササイズを行っていきます。
脚を倒すというよりも、骨盤を左右交互に捻るように意識しましょう。そうすることでわき腹の筋肉である「内腹斜筋」と「外腹斜筋」に効かせることができます。
エクササイズ中は両肩が床から離れないようにしましょう。
左右交互に20~30回を、1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。
上半身と下半身をわき腹から起こしていくようにすることで、内腹斜筋と外腹斜筋に効かせることができます。
左右それぞれ15~20回を、1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。
腰まわりについた脂肪を落とすには、「骨盤の歪みをリセットするストレッチ」と「腰まわりの筋肉をつけるエクササイズ」だけではまだ不十分と言えます!
なぜならストレッチと筋トレは、脂肪をエネルギーとして使う運動ではないからです。
脂肪をエネルギーとして使う運動は、ウォーキングやジョギング、自転車漕ぎなどといった「有酸素運動」です。そのため脂肪を落とすには、有酸素運動も合わせて行うようにします。
有酸素運動で脂肪を効果的に落とすためのポイントとして2つ挙げることができます。
有酸素運動で効率よく脂肪を落とすには、「行うタイミング」が重要です。
有酸素運動で脂肪を効率よく落とすベストなタイミングは、筋トレ直後です。なぜなら筋トレ直後というのは、脂肪が分解され始めるタイミングだからです。
そのため筋トレ後に有酸素運動を行うようにすれば、分解された脂肪がすぐにエネルギーとして使われるようになるので、効率よく脂肪を落とすことができると言えます。
有酸素運動で脂肪を落とすためのもう一つ重要なポイントとなるのが、「運動強度」です。「有酸素運動を行っているのに、なかなか思うように脂肪が落ちない…」という場合、運動強度が不適切であることが考えられます。
運動強度を上げれば上げるほど脂肪が落ちると思っていませんか。残念ながら有酸素運動では、運動強度が高いほど脂肪燃焼効率がダウンしてしまうのです!
脂肪を燃焼させるには大量の酸素が必要となります。しかし運動強度が高くなると、取り込むことができる酸素の量が少なくなってしまうので、消費できる脂肪の量も少なくなってしまうと言えるのです。
有酸素運動で脂肪を減らすためには、軽く息が弾む程度の「ちょっとキツイ」と感じられるくらいの運動強度で行うようにします。
今回は腰まわりについた肉(脂肪)を落とす3つの方法についてお伝えしました。この方法を実践し続けることで、2~3ヶ月後には腰まわりに変化が現れてくると思います。
すっきりした腰まわりを目指して頑張ってくださいね!