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姿勢を良くすることで、主に3つのメリットが期待できます。
姿勢が良くなれば見た目を良くすることができます。
上の写真を見ても、姿勢が変わるだけで見た目が変わることが一目瞭然ですよね。見た目が良くなると、人に与える印象も良くなると言えます。
姿勢が良くなることは、見た目が良くなるだけではありません!肩こりや腰痛の解消にもつながります。なぜならば、これらは悪い姿勢によって引き起こされるからです。
先ほどお伝えしたように、「正しい姿勢」というのは重心線が一直線になっている状態です。すると肩や腰への負担が少なくなるため、肩こり・腰痛解消効果が期待できるようになると言えます。
美しい、良い姿勢になると脂肪が燃焼しやすくなるため、「痩せやすくなる」という効果も期待できます。
姿勢が良くなると、肺などを取り囲んでいる「胸郭」が広がりやすくなるので、換気量がアップします。すると、より多くの酸素を体内に取り込むことができるようになり、より多くの脂肪を燃焼させることができるようになるのです。
それでは見た目の美しい、良い姿勢を作るためにはどうすればよいのでしょうか。そのような姿勢は、たった一箇所を意識するだけで作ることができます!
その一箇所とは、肩甲骨です。
その理由は、肩甲骨を内側に寄せる筋肉が機能することで、背すじがまっすぐに伸びた姿勢にすることができるからです。
そのため、美しい姿勢を作るためには、肩甲骨を内側に寄せる筋肉である「肩甲骨内転筋群」を強化するエクササイズを行うようにします。
ここからは、具体的に美しい姿勢を作るために行っておきたいエクササイズを3つご紹介していきましょう。
エクササイズを行うにあたり用意しておきたいものは、以下の4つです。
それでは始めましょう!
そうすることで肩甲骨内転筋群を強化することができ、まっすぐな姿勢を手に入れることができます。
15~20回を1分程度の休憩を入れながら、2~3セット行います。
上体を起こし過ぎないように注意しましょう。上体を起こし過ぎてしまうと、肩甲骨内転筋群ではなく腰の筋肉に効いてしまうことになるからです。
上体を起こし過ぎないようにするには、エクササイズ中はお腹を床から離さないようにします。
このエクササイズ一つで、「肩甲骨内転筋群」に加えて「広背筋」「脊柱起立筋」など良い姿勢を作る上で必要な、背中全体の筋肉を鍛えることができます。
10回前後反復可能な強度で、1分間の休憩を入れながら3~5セット行います。
広背筋に効かせるポイントは、肘を使ってウエイトを引き上げるようにすることです。そのためにはエクササイズ中、肘の真下にウエイトが常に位置するようにします。
エクササイズ中は頭からお尻までを結ぶラインが一直線の状態を保つようにしましょう。お尻を軽く後ろに突き出すようにすることで、まっすぐなラインを作ることができます。
背すじをまっすぐにした姿勢を保つことで、脊柱起立筋、肩甲骨内転筋群などが強化され、良い姿勢を作ることができます。
10~15回を1分程度の休憩を入れながら、3セット行います。
エクササイズ中は背中のラインが反ってしまったり丸まってしまったりしないようにしましょう。
そのためには上体を前に倒す際はお尻を軽く後ろに突き出すようにし、上体を起こして直立姿勢になる際には肩甲骨を内側に寄せるようにします。
今回は美姿勢を作るために行っておきたいエクササイズを3つご紹介しました。
美姿勢を作るポイントは肩甲骨となるので、肩甲骨を意識しながらこの3つのエクササイズを行うことで、効果が実感できるようになります!
以上をヒントに、美しく綺麗な姿勢を手に入れてくださいね!