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高発色マットリップは一度でしっかり発色するので、量が多いと思った以上に濃い発色になり、思い通りの仕上がりにならなくなることもあります。また、すぐに唇に色が定着するのでムラになりやすく、落とすのも大変です。
なので、マットリップは少しずつ重ねて色を調節していくのがオススメです。
少しずつ重ねていくのにオススメのツールがリップブラシ。直塗りするより量を調節しやすいので、ぜひリップブラシは1本持っておきましょう。
力を入れず、撫でるように口角から内側に向かって滑らせ、リップラインもある程度取っておきましょう。ラフに仕上げたい時は、リップラインは綿棒ですぐにぼかしてあげるといいでしょう。
先ほどの綿棒は、ナチュラルに発色させたい時にも便利です。見た目よりも薄く発色させたい時、指でポンポン馴染ませるという方法もありますが、マットリップは指に色が沈着してしまうこともあるので、綿棒を使うのがオススメです。
ただ、綿棒は指より範囲が小さいので、ポンポン馴染ませているとムラになる可能性もあります。綿棒にリップを取り、リップブラシのようにスーッと滑らせながら馴染ませていきましょう。
これはマットリップを使う際に筆者も使うテクニックですが、先にリップラインを取ってから内側を塗りつぶすように塗るのではなく、内側に色を馴染ませてからリップラインを取るという方法。
リップラインから綺麗に取ろうとすると、最初に取った量がそのまま唇に乗るので、輪郭にリップ液が溜まりやすくムラや歪みの原因になります。唇の内側には色はしっかり乗せても問題は無いので、先に内側を塗りつぶしてしまいましょう。
リップラインを先に縁取らず、唇の内側から外側に向かって薄くなるように馴染ませていくと、簡単に今っぽい仕上がりが叶います。内側にリップを馴染ませる際は、少し口を開けて塗りましょう。意外と唇の内側は塗り残しがあり不自然になりやすいです。抜かりなく、全体に色が馴染むよう意識しましょう。
マットリップは乾燥するから、リップクリームで保湿してから塗るという方も多いのでは?ですが、先にリップクリームで唇の表面に保湿成分である保護膜を張ってしまうと、「落ちにくい」がメリットのマットリップなのに、色が唇に定着せずすぐに落ちてしまいます。
どうしても乾燥が気になるという方は、リップクリームを塗った後そのままマットリップを馴染ませず、一度ティッシュオフを挟みましょう。塗ってすぐにティッシュオフすると保湿効果も感じにくくなるかと思いますので、スキンケアの段階で塗ってしばらく放置しておくのがオススメです。
デパコスで落ちにくい高発色マットリップといえばコレ!SNSでも話題となり、人気の色は欠品が続いたぐらいです。
サラリとした液が特徴で、軽くて重たさを感じない、ソフトな仕上がりになるのがポイントです。マットリップはどうしても重たさを感じてしまいがちな質感ですが、こちらはベタっと付着せず、エアリーな質感が心地いいんです。
筆者愛用の013は、ほんのり赤みを感じるブラウンカラー。ダークな見た目でそのまま馴染ませると、ボトルから見たままの色を楽しむことができます。リップメイクにポイントを置いたメイクを楽しみたい時には、しっかり重ねてそのままの色を楽しむといいでしょう。
赤み感をしっかり感じたい時は、ナチュラルに馴染ませるのがオススメです。ナチュラルと言ってもしっかり血色感を出すことができるカラーですが、輪郭をボカすとどんなシーンでも使いやすくなります。意外にも様々なシーンで活躍させることができる万能カラーです。
こちらもマスク生活が始まってから愛用者が多い、メイベリンの高発色マットリップ。135のカラーは、オレンジにほんのりブラウンを感じる今っぽいくすみカラーです。カジュアルなシーンを中心に、リップラインの取り方でフォーマルなシーンでも使えそうな、大人っぽいカラーです。
こちらはアディクションより濃密な液ですが、重たさは感じることなく、ふっくら女性らしい唇を演出することができます。そして、とにかく落ちにくくマスクへの色移りもほとんど気になりません。
マスクをしながら喋る機会が多い方や、こまめにメイク直しをする時間がない方にもオススメです。
マットリップ=乾燥しやすい、パサつきやすい、重たさを感じる…など、マイナスなイメージを持つ方も多かったかと思います。ですが、最近のマットリップは一味違う!高発色で落ちにくいのに、保湿成分も配合されて乾燥しやすい方でも使いやすい、という贅沢な使い心地のマットリップもたくさん出てきています。
ぜひライフスタイルや自分好みに合わせてお気に入りのマットリップを探し、いつでも血色美人でいられるよう、今回のテクニックを参考にしてくださいね!