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手も顔と同じく毎日お手入れをすることが理想です。ここでは、毎日行いたい基本のハンドケアを4つ紹介します。
手の保湿をする際は、ハンドクリームを塗る前に化粧水を与えて水分補給を行いましょう。皮膚が柔らかくなり、クリーム単体でつかうよりも浸透がよくなります。また、水分と油分のバランスが整い、しっとり感を長時間キープできます。
ハンドケアに使う化粧水を用意する場合は、低価格のもので構いません。もしくは、普段顔のお手入れで使う化粧水で代用してもよいでしょう。
化粧水をつけたあとは、ハンドクリームを塗って水分の蒸発を防ぎます。ベールのように油膜を張ることで、うるおいキープ力は各段にアップします。
クリームはこっくりしていて伸びが弱いことがあるので、適量または少し多めに使って摩擦を防ぎましょう。力を入れすぎず、やさしく手のすみずみまでなじませます。
爪や指の間、手首は塗り忘れしやすい部位なので意識して塗りましょう。
ハンドクリームを塗る際に、マッサージをすると血流がよくなって爪や指に酸素や栄養が届きやすくなり、手荒れ防止に役立ちます。
また、リンパの流れもよくなるので老廃物が排出され、むくみの改善にもつながります。
ハンドクリームを全体になじませたら、片方の手で手首から指先に向かってやさしくもみほぐしましょう。ポカポカ温かくなるのを感じたら、血行が良くなっているサインです。
マッサージをする場合は、滑りをよくするためにクリームを多めに使うことをおすすめします。
手も顔と同様に、紫外線対策をしっかりしましょう。
手は体の中でもよく使う部分で、外部の刺激にさらされる場面が多いため、乾燥しやすいのが特徴です。乾燥するとバリア機能が低下するため、紫外線ダメージを大きく受けてシミやシワなどのエイジングにつながります。
手はよく動かし人の目に触れる機会が多いので、シミやシワがあると目立ちます。普段から、UV対策を念入りにして、シミ・シワを防ぐことが大切です。
毎日ハンドケアを行っていても、汚れやダメージは少しずつ溜まっていくもの。週に1度はスペシャルなお手入れをして、しっかりと手を癒してあげましょう。
ここでは、週に1度行いたいスぺシャルハンドケアを2つ紹介します。
週に1度、ハンドスクラブで角質ケアを行いましょう。
ハンドスクラブは汚れや古い角質を除去するため、手のごわつきやくすみを解消します。また、皮膚を柔らかくして、化粧水やクリームの浸透をよくするため、保湿効果が高まります。
ただし、やりすぎると必要な皮脂や角質まで除去して乾燥の原因となるため、正しい頻度を守りましょう。
保湿成分がしみ込んだ手袋型のハンドマスクは、手を集中保湿して滑らかにしてくれます。とくに乾燥がひどくなる冬は、積極的に活用しましょう。
手を洗い清潔にした後、ハンドマスクをはめて15~20分程度放置します。マスクを外したあとは、残った保湿液を手全体になじませるとよりしっとり感を感じられるでしょう。
毎日のハンドケアと併せて、手をできる限り傷めない過ごし方を意識することも大切です。ここでは、手をいたわる生活習慣を4つ紹介します。
手を洗いすぎると、必要な皮脂まで落としてしまい乾燥につながります。うるおいのある手を保つために、必要以上に水に触れることは避けましょう。
また、手を洗う際の水温が高すぎると、水分が蒸発して乾燥を招くことがあります。お湯の温度はあまり熱くしないよう注意しましょう。
手を乾かす際、自然乾燥をすると肌のうるおいも蒸発してしまい、乾燥を招きます。
塗れた手は、タオルやハンカチで水分をしっかりふき取り、つどハンドクリームなどを使って保湿しましょう。
手に負担をかけないように、手洗いに使うハンドソープは刺激の少ないものを選ぶことが大切です。ハンドソープを選ぶときは、成分表をチェックして刺激になるものが入っていないか確認しましょう。
着色料、香料などの添加物や、石油系の合成界面活性剤が入っていない自然由来のものは安全性が高いといわれています。
手を、紫外線や乾燥などの外的刺激から守るために、手袋を有効活用しましょう。
例えば、水仕事を行う場合はゴム手袋、外仕事では軍手、空気の乾燥する冬は毛糸や皮の手袋を使って、外的刺激にできる限り触れないように生活することをおすすめします。
また、手袋には保湿効果を高める効果もあるため、就寝時は綿や絹などハンドケアを目的に作られた手袋を着用するのもよいでしょう。
毎日行いたい基本のハンドケアは「化粧水で水分を与える」「ハンドクリームで油分を補う」「マッサージをする」「UV対策をする」ことの4つです。
スペシャルハンドケアとして「ハンドスクラブで角質ケア」「ハンドマスクで保湿ケア」の2つがあります。
手をいたわる生活習慣は「手を洗いすぎない」「自然乾燥で手を乾かさない」「ハンドソープは刺激の少ないものを選ぶ」「手袋をつける」ことの4つを意識しましょう。
毎日酷使する手を適切なケアと生活習慣でいたわり、年齢を感じさせない美しい手元をいつまでも維持しましょう!