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ふだん何気なく浸かっているお風呂。リラックスでき、血液循環がよくなるイメージを持っている人も多いと思います。
湯船に浸かることによる効果は主に3つ。まずは浮力で関節がラクに。次に水圧がかかることで、脚にたまった血液などを押し上げて心臓に戻してくれます。最後に温熱で身体がポカポカになり、血管が弛緩。自律神経にもいい影響を与えてくれるといいます。
ここで注目したいのはその温度と時間。「あまり意識したことがない」という人も多いのではないでしょうか?
お風呂のお湯の理想的な温度について、冬は39~42℃、夏は38~39℃とされています。お湯の温度が高すぎると、交感神経が優位になって身体に負担がかかった状態に。また、血液循環は1周約1分といわれています。皮膚は5~7分、筋肉は10~12分で温まるとされているので、これらを目安に浸かるのがいいですね。
身体のコンディションに合わせて、温度と時間を調整するのもgoodです!例えば、肩凝りをやわらげたいなら、血液循環をよくすることが第一。40℃くらいの温度で10~15分、肩までしっかり浸かってみてください。同時に首、肩のストレッチをするのも効果的だそうです。
また、脚のむくみが気になるときのポイントはふくらはぎ。肩までしっかりお湯に浸かりながら、ふくらはぎを下から上にさすってみましょう。
毎日の生活習慣であるお風呂ですが、その方法次第では肌の乾燥を招いてしまうことも…。「身体の洗い方」「入浴時」「入浴後の保湿」の観点から見ていきましょう!
まず身体を洗うときのタオルは、ナイロン素材よりコットン素材のような肌当たりのいいタオルを使うのがおすすめ。汚れを落とそうとして、強い力でゴシゴシこするように洗うのはNGです。意外かもしれませんが、手のひらでやさしく洗うのもいいそうですよ。
ボディソープは低刺激でやさしいタイプのものをチョイス。あらかじめ、しっかり泡立ててから洗うと、肌への負担が減るので習慣づけたいですね。
次にお湯に浸かっているとき。肌のいちばん外側の角層の状態は、水分が入り込み、膨らんで緩んでいる状態。これはバリア機能が低下して、うるおいが失われやすいタイミングでもあります。そのうえ、お湯の温度が高すぎると、皮脂や肌内部の保湿成分が流出しやすくなるというから要注意!湯温は38~40℃くらいを目安にして、保湿系の入浴剤を使うのもいいかもしれません。
最後に入浴後の保湿のタイミングですが、「できるだけ早く」が正解。お風呂から上がった直後から肌の水分はどんどん失われてしまい、ケアなしで20~30分放置すると、入浴前より乾燥してしまうことも…。ここは時間勝負ですね!
お風呂は質のいい睡眠とも関係しています。入浴後は体温が一時的に上昇し、その後スムーズに下がるので、体温が下がったタイミングで布団に入ることが重要。そうすると、寝つきがよくなりますよ。
体温が下がるまでの1~1.5時間くらいの間はリラックスタイムにして、好きなことをして過ごしましょう!
バスタイムの楽しみのひとつといえば、入浴料ですよね。保湿や血行促進、疲労回復効果、美容効果などが期待できるうえ、好きな香りや色をチョイスすれば、リラックス&癒やしにつながります。
今回は、筆者おすすめの香りに癒される入浴料をご紹介します!
1.36kg 1,980円(税込)
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健康や美容にとって重要な成分として注目されているミネラルの一種、硫酸マグネシウムを配合。疲労回復を促して、良質な睡眠へと導いてくれます!
50g 165円(税込)
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300mL 2,530円(税込)
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やさしいハーバル調の香りと乳白色のお湯で気分はリラックス。お風呂上がりは肌がすべすべに!
いかがでしたか?
お風呂の温度、保湿のタイミングや肌への負担、睡眠との関係、入浴料の選び方を、いつもよりほんのちょっと意識して、バスタイムを有効活用してみましょう!