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猫背になってしまう原因は、ズバリ生活習慣にあると言えます。
「猫背を起こしやすい生活習慣」として、主に次の2つが挙げられます。
長い時間、パソコンやスマホと向き合っている方が多いと思いますが、その際に背中が丸まっていると猫背になってしまいます。
背中を丸めてパソコン作業やスマホチェックをしていると、自然と頭が前に突き出た体勢となります。
そうすると背中や肩甲骨を内側に寄せる筋肉が緩んだ状態となる一方で、胸や肩前面の筋肉などの緊張が強くなるため、猫背の姿勢となってしまうと言えます。
「普段座りっぱなしでいることが多い」という方、背もたれにもたれかかってイスに座り続けていませんか?
そうすると骨盤が後傾して、背骨を支える「脊柱起立筋」が緩みっぱなしの状態となります。その結果背中が丸まった状態となり、猫背の姿勢になってしまうと考えられます。
しかし自分がどの程度猫背になっているかどうかを知るのは、なかなか難しいですよね。
ここで誰でも簡単に猫背の姿勢かどうかをチェックできる方法をお伝えしましょう。下の写真のように、壁にかかと、お尻、肩(肩甲骨)、そして後頭部をつけて立つだけです。
そうすると後頭部が壁につけにくく感じた場合、猫背である可能性が高いと言えます。
後頭部が壁につけにくく感じなくても、そこからバンザイをするように両腕を上げると両腕が壁につかなかったり、腰の反りが大きくなったりする場合も、猫背の姿勢である可能性が考えられます!
猫背のままでいくら二の腕引き締めに有効な上腕三頭筋へのエクササイズを行っても、先ほどお伝えしたように上腕三頭筋を十分に収縮させることができないので、二の腕引き締め効果は期待できません。
そこで、上腕三頭筋へのエクササイズを二の腕引き締めに有効なものにするにあたり、猫背の姿勢を改善させておく必要があります。
ここでは、猫背改善に有効なストレッチとエクササイズをご紹介しましょう。
ストレッチを行うにあたり、テニスボールを1つ用意しておきましょう。
そうすることで丸まった上背部をニュートラルな状態にすることができるので、猫背の姿勢をリセットすることができます。
両腕をゆっくりと少しずつ動きを大きくしていくことがストレッチ効果を高めるポイントです。
肩甲骨を内側に寄せる動作を繰り返すことで、肩甲骨内側にある「肩甲骨内転筋群」を強化することができ、猫背改善効果が期待できます。
15~20回を、1分程度の休憩を入れながら2~3セット行います。
あくまでも、左右の肩甲骨を内側に寄せる動作で両腕を上げるようにしましょう。
また、上体を起こし過ぎないようにしましょう。上体を起こし過ぎてしまうと、肩甲骨内転筋群ではなく腰部の筋肉に効いてしまうからです。
そのため、エクササイズ中は胸から下の部分は床から離さないようにしましょう。
猫背を改善した上で改めて上腕三頭筋エクササイズを行うと、上腕三頭筋に十分な刺激を与えられるようになるので、二の腕引き締め効果が得られやすくなります!
例えば「手幅を狭くした腕立て伏せ」(写真下)では、肩甲骨を内側に寄せて胸を張ったまま肘を伸ばす動作を繰り返すことができるので、上腕三頭筋に集中して刺激を与えられるようになります。
また、「キックバック」(写真下)では、腕を後ろに引く動作が行いやすくなるので、肘を肩の高さ、もしくはそれよりも少し高い位置まで上げて肘を伸ばす動作が可能となり、上腕三頭筋を十分に収縮させることができるようになります。
二の腕を引き締める上腕三頭筋エクササイズに関しては、「気になる「ぽっちゃり二の腕」をすぐに解消させたい人にお勧めなエクササイズ」で詳しくお伝えしておりますので、是非こちらもご参考にしてください。
猫背を改善させた上で上腕三頭筋エクササイズを行うことで、引き締まった二の腕を手に入れてくださいね!